メバルが釣れない!?全くダメなときにこそ知っておきたい6つの理由

メバリングは比較的簡単に釣果を得やすい釣りとして人気を画している釣りですが、「なぜかメバルが全く釣れない」という状況下に出くわすことがあります。なぜ、なぜメバルが釣れないんだ・・・今回は、そのような切羽詰まった状況を打開するときに知っておきたい、【メバルが釣れないときこそ知っておきたい理由と原因】について、ツリネタ編集部の中でも凡手の業ではない腕前と称される私が、その全てをまとめていきたいと思います。

とにかく「場所の見極め」が大事な要素となるため、細かく場所移動を繰り返そう

長年メバリングをやっていて、今でもコンスタントにメバルの釣果を得るために最も必要な要素と感じているのは「メバリングを楽しむ場所選び」です。極端に言うと、メバルが一匹もいない場所ではメバリングが成立しないですし、メバルが100匹しかいない場所と1000匹いる場所では、圧倒的に1000匹のメバルがいる場所のほうが高確率で釣果を上げることができるようになるため、メバルが釣れない・・・そう嘆いている人は、まず「場所選び」から見直してみてはどうでしょうか?

WEBや雑誌で「ここがメバリングに最適な一流ポイント!」と紹介されているような場所であっても、釣荒らされていたり、メバルがスレていたりと難易度が高く、特に初心者の方にとって厳しい環境となっていることも多いため、まずは自分の足で色々なポイントを周り、メディアなどの情報だけに頼らず、自分だけの経験値を積み、釣行する場所を絞っていくことが、釣れない状況下を打破するために最も必要なポイントです。

メバルは潮の動きに超敏感!釣行するタイミングを見極めよう

メバリングを長くやっている私ですが、当然他の釣り(アジングやシーバスなど)もやっています。そんな私が肌を持って感じたことですが、メバルほど「潮に敏感な魚はいないんじゃないか?」と思っています。さっきまで爆釣していたかと思えば、いきなりアタリすらなくなる・・・こんなこと、日常茶飯事です。

つまり、メバルは潮の動きによって大きく捕食活動を変えている魚であり、釣れる潮のタイミングを外してしまうと「メバルが全く釣れない」ということになってしまうのです。もちろん、メバルが釣れるタイミングをバッチリと当てることはできませんし、ここだ!と思う潮のタイミングでエントリーして外すこともよくある訳ですが、やはり「潮が動き出すタイミング」に食いが集中し、潮が止まってからは全くの無反応を貫かれることが多いため、潮が動き出すタイミングからエントリーし、潮が止まるタイミングで撤退する・・・という釣行スケジュールを組むことが多いです。メバルが釣れない・・・そう言う人に限って、適当な時間にエントリーしていることが多いため、その辺りを重点的に考えることで、メバルが釣れない呪いから開放されるんじゃないかな?とは思います。

使うワームの種類、カラーを細かくローテーションする

世の中には、メバリングで使うワームをリリースしてるメーカーが数多くありますし、その種類もかなり豊富です。また、リリースされているワームはその道のプロが入念にテストしリリースされているため、発売されているワームに「釣れないワームなどない」と考えておいて間違いありません。そのため、ワームは自分の好きなメーカーを使い、自分の好きなシリーズを使う、そんな感じでオッケーです。

しかし、メバルが釣れない・・・そのような状況下では、使うワームによって反応が異なることもあれば、使うカラーによって反応が180度異なることもなるため、数種類のワーム、カラーを用意しておき、ローテーションしながら反応を見ることで、メバルが釣れない状況を脱することができる可能性が高くなることでしょう。私の場合、少なくとも5種類のワーム、6色以上のカラーを現場に持ち込み、メバルの反応をチェックするようにしています。

■ツリネタ編集部おすすめワーム

釣り方を改善!リトリーブスピードやそもそもの釣り方を変えてみる

メバリングの釣り方の代表例として「ただ巻き」がありますが、メバリングには他にも「ストップ&ゴー」「フォール」など、複数のテクニックがあるということを知っておくことで、釣れない状況下を改善できる可能性が高くなります。また、一言でただ巻きと言っても、リトリーブスピード(巻く速さ)によって釣れる釣れないが異なることもあるため、よりストイックにリトリーブスピードについて考慮することで、釣れないメバルを釣れるメバルに変えてしまうことができるようになるでしょう。

また、「メバルはただ巻きで釣るもの」という固定概念は、よりメバルが釣れない原因を増やす理由となってしまいがちです。私的には、メバルはリトリーブよりもフォールのほうがよく釣れるんじゃないか?と思っていますし、もちろんただ巻きでしか反応がない場面もありますが、色々な引き出しを持っておくことで、コンスタントにメバル釣果を得られることは間違いないため、「メバルが釣れない」そう感じている人は、一つでも多くのテクニックを身に着けてみることをおすすめします。

飛距離が足りていないことが釣れない原因となっていることも

メバルが釣れない・・・そんなときは、単純に射程範囲内に「メバルがいない」ということも考えられます。所謂ジグ単の釣りでは、飛距離が〜15mほどになることが多く、基本的にそれだけ飛ばすことができれば十分釣果をあげることはできるのですが・・・遠浅のサーフであったり、メバルが居着くポイントが沖にある場所では、どうしても飛距離不足による釣果低下を抑えることができなくなってしまいます。

解決策として「フロートリグ」などを使うことで、メバルが釣れない状況下を打破することができるようになるため、飛距離が必要な場所でメバリングを楽しむときは、ジグ単の釣りではなく、飛距離を稼ぐことができるフロートリグやキャロライナリグでの釣りがおすすめです。

ジグヘッドの重さが釣果に思いもよらぬ悪影響を及ぼしていることも

メバリングでは、1g前後のジグヘッドとワームの組み合わせで狙う「ジグ単」の釣りが一般的ですが、ジグヘッドの重さを見誤ることにより「メバルが釣れない」という状況を生み出してしまうことがあります。経験上、1gのジグヘッドでも「重たすぎる」ということがあり、0.2gや0.4gなどの超軽量ジグヘッドに交換することで、嘘のように釣果が伸びる・・・ということを頻繁に経験しています。

ほんの0.2gの差が釣果に思いもよらぬ悪影響を与えてしまうこともあるため、ジグヘッドは0.2g単位で揃えておき(〜2gまであれば大体いけます)状況によってウエイトを調整することで、メバルが釣れない状況下が一変、メバルがめちゃくちゃ釣れる状況になることもよくありますよ!

■メバリングに最適なジグヘッド

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