メバリングを始めるための「予算」まとめ!どのくらいお金が掛かる??具体的に考えてみる

メバリングを1から始めるときは、ロッド、リール、ライン、ワームなど、揃えるものが多く、それなりにお金が掛かってしまいます。そのため「これからメバリングを始めようと思っている」そう考えている人は、ある程度の出費を覚悟しておく必要性があります。では、メバリングを始めるときはどのくらいのお金が必要なのか?具体的に、メバリングを始めるときに掛かる予算について考えてみます。

メバリングに最低限必要な道具は「ロッド」「リール」「ライン」「ワーム」「ジグヘッド」など

まだ一つの道具を持っていない前提でお話を進めると、メバリングを始めるにあたり最低限必要な道具は「ロッド」「リール」「ライン」「ワーム」「ジグヘッド」この5つです。また、この5つの他にもヘッドライトやフィッシュグリップ、ハサミなどが必要となるため、案外メバリングを始めるときに揃えなくてはいけない道具は多いです。

ロッド、リールなどは思っているよりも高価であり、良いものだと5万円以上の出費となりますが、これからメバリングを始める初心者の方がいきなりハイエンドな道具を揃える必要性もなく、今回は「必要最低限のスペックを持っている道具」を揃えることを前提に、メバリングに掛かる予算を計算してみようと思います。もちろん、お金を湯水のように使える・・・という人は、最初からハイエンドな道具を買っておくのが一番です。では、それぞれ簡潔に「どのくらいの予算が必要なのか?」を見てみます。

ロッドは1万円前後のものを

メバリングロッドは、各社から沢山のシリーズがリリースされており、中には5万円を超える最高級なメバリングロッドも存在します。その反対に、3000円ほどで買えるメバリングロッドも存在する訳ですが・・・あまりに安いものは「スペック的によろしくない」ケースが多く、今後もメバリングを続けていく気持ちがあるなら、1万円前後で売られているエントリーモデル以上のメバリングロッドを買うことをおすすめします。

数回メバリングを楽しむだけ・・・そのような人は、リールとセット売りされている3000円ほどのタックルセットでも十分です。メバリングロッドの予算は10000円としておきます。

リールも1万円前後のもの

メバリングで使うリールも同じく、1万円以上のエントリークラス以上のものをセレクトすることをおすすめします。リールは精密機器であり、非常にシビアな道具ですので、あまりに低スペックなリールを選んでしまうと、トラブル多発のリスクが高くなってしまいます。

メバリングは投げて巻いてくるを繰り返す釣りとなるため、リールのスペックはある程度重視しておくことをおすすめします。メバリングリールの予算は15000円としておきます。

ラインは2000〜3000円ほどのPEライン

メバリングではフロロカーボンラインやナイロンラインを使う選択肢がありますが、ツリネタ編集部では「PEライン」の使用をおすすめしています。やはりPEラインは感度が高いですし、伸びがなく操作性にも長けているため、メバリングに適しているラインと言えるのです。メバリングラインの選び方については別ページ参照

PEライン、他のラインに比べるとお高くなりますが、大事に使うと1年以上持つため、コスパを考えると他のラインとさほど変わりませんし、むしろPEラインのほうがコスパが良いケースもあるため、値段についてはそれほど億劫にならなくてもいいんじゃないかな?とは思います。また、PEライン使用時はショックリーダーも必要なためメバリングラインの予算は3000円としておきます。

ワームは3000円〜5000円の予算で

メバリングワームは各社から沢山のシリーズがリリースされていますが、どのメーカーのものも問題なく釣れるため、自分の好みに合わせたメーカーのワームを幾つか揃えておくことをおすすめします。また、ワームカラーは釣果を分ける大事な要素となるケースが多いため、少なくても3色、予算に余裕があるなら6色以上のワームカラーを揃えておきましょう。

メバリングワームの予算は3000円としておきます。

ジグヘッドは2000円程度見ておこう

ティクト メバスタ M 1.0g
ティクト(TICT)

メバリングではワーム+ジグヘッドの組み合わせがスタンダードになるため、当然ジグヘッドも必要不可欠となります。ジグヘッドには0.2g刻みでウエイトが用意されており、状況に応じ使用するジグヘッドの重さを調整することが釣果を伸ばす鍵となるため、2gまでのジグヘッドをバランス良く揃えておくことをおすすめします。

ここでのジグヘッドに掛かる予算は2000円としておきます。

ヘッドライトなど、小物で1万円は掛かる

ロッド、リール、ライン、ワーム、ジグヘッドと、メバリングでの必須アイテムは揃いましたが、他にもヘッドライトやプライヤー、ハサミやフィッシュグリップなど、沢山の小物が必要になってきます。小物だけで1万円は掛かりますし、欲を言うと2万円ほど予算を見ておいておいたほうが良いかな?とも思いますね。徐々に揃えていくのも楽しいですが、ハサミやヘッドライトなど、メバリングに必須な道具は確実に揃えておきましょう。

  • ヘッドライト
  • ハサミ
  • フィッシュグリップ
  • プライヤー
  • カバン
  • ワームケース
  • スナップ

最後に、この記事で計算した「メバリングの予算」をまとめると、ロッドが10000円、リールは15000円、ラインは3000円、ワームは3000円、ジグヘッドは2000円、その他小物で10000円と、合計45000円となりました。紛いもなく大きな金額ではありますが、一つの趣味を始めるときの費用と考えると、それほど高いものでもないかもしれませんね。もちろん、これは最低限度の道具を揃えたときの予算となるため、実際にはもっと費用が掛かるもの・・・と考え、メバリングに必要な道具を揃えていくことをおすすめします。

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