メバリングの時期はいつ?メバルが釣れるハイシーズンを知っておこう!

メバリングを含む多くの釣りでは、「ハイシーズン」と「オフシーズン」が明確に分かれていることが多く、当然よりハイシーズンに釣行するほうが、より良い釣果を得られる可能性が高くなります。そのため、メバリングでまとまった釣果を得るためには、メバルが良く釣れる時期を知ることが最重要課題となり、必ず知っておかなければならない必要最低限の知識とも言えるため、今回は【メバリングの時期】について、まとめていきたいと思います。

メバルが最も釣れやすい時期は「春」と「秋」

一年の中で、メバルが最も釣れやすい時期はいつなのか?その答えとしては、問答無用で「春」と「秋」というのが結論となります。メバルは別名「春告魚」と呼ばれ、つまり春の訪れを告げる魚と呼ばれるほどは春の時期に良く釣れる魚であり、水温が安定する春の季節は、誰が何をどうやっても釣れるほど、イージーなメバリングを楽しめることもよくあります。また、数はもちろんのこと、良型メバルも出やすい季節となるため、メバリングのハイシーズンは、紛れもなく「春」の時期でしょう。

地域によって誤差はあるでしょうが、3月頃から目立ったメバルの釣果が増え始め、4月、5月はコンスタントに釣果が得られる、6月の梅雨時期になると徐々に釣果が少なくなってきて、7月になるとほとんど釣果を聞くことがなくなる・・・例年のパターンとしてはこんな感じです。

 

メバリングと言えば「ワームで釣るもの」というイメージが強いですが、春時期は飛距離が伸び、手返しの良い「プラグ」を使ったメバリングが最盛期を迎えるため、ワーミングでのメバリングはもちろんのこと、プラッキングでのメバリングも楽しんでみることをおすすめします。

■春時期におすすめのメバリングプラグ

バスデイ(Bassday)

一方、秋時期のメバリングですが、秋になり水温が安定する時期になると、沖に出ていたメバルが一斉に接岸してきます。また、12月頃に控えた産卵のための荒食いが始まる時期でもあり、つまり産卵を控えた秋の季節は、メバルがルアーに好反応を見せるハイシーズンとなる訳です。

特に、接岸第一陣は良型メバルが揃うことも多く、25cm程度のメバルはもちろんのこと、場所によっては30cmオーバーの尺メバルが出ることもあるため、「サイズの良いメバルを釣りたい」そう考える人は、秋時期を狙ってみることをおすすめします。

冬も釣れるが、水温低下による低活性が課題

秋のハイシーズンが終わり、寒さ感じる冬の季節がやってくると、それまで高活性だったメバルが、嘘のような静けさを取り戻します。産卵終わりの個体は体力を失っていますし、低水温によるメバルの活性低下が、ルアーへの反応を頗る悪くしてしまうのです。しかし、一見厳しい冬時期でも、メバルが釣れない訳ではありません。

メバルのいる場所を掴み、その場所をピンポイントで攻めることで口を使わすことはできるため、よりスローな釣りで、よりじっくり攻めることが、釣果を伸ばす鍵となるでしょう。

 

冬時期は春や秋の季節に比べ難易度が高くなる傾向にありますが、この難しい冬時期にコンスタントにメバルを釣れるようになると、間違いなく腕の上達に繋がりますし、自身の自信増加にも繋がるため、敢えて冬時期にメバリングを楽しみ、来るハイシーズンに向けて腕を磨くのもありかもしれませんね。

冬の時期にメバリングを楽しむときは、0.3g〜0.6g程度の超軽量ジグヘッドでスローにジワジワと攻めることが効果的です。10mほどキャストし、張らず緩めずで漂わせていると、カツン・・・と細かいアタリからHITに繋がりますよ。

夏はメバリングのオフシーズン


メバルは、暑さが苦手な魚です。そのため、一年の中で最も水温が高くなる夏の時期は、メバルの姿が一気に少なくなってしまいます。というのも、夏場になると、より水温が安定している沖の深場に身を移すことになり、メバリングの射程範囲内から、メバルの姿が消えてしまうのです。

もちろん、必ずしも釣れない訳ではありませんがが、敢えて狙うほど適している季節ではなく、多くの人が「夏はメバリングのオフシーズン」と考え、アジングやロックフィッシュゲームに鞍替えする時期でもありますので、来る秋のハイシーズンまで、メバリングに行きたい気持ちを溜めておくことをおすすめします。

 

どうしても夏時期にメバリングを楽しみたい・・・そのような方は、より水深があり水温が安定している場所を探す、もしくは船に乗り、沖合のメバル付き場を探すことが一番です。

時期と水温を照らし合わせ、釣行するのが一番

さて、春夏秋冬、メバリングに適した時期についてお話してきましたが、メバリングを楽しむ時期を語る上で無視できないのが「水温」の関係です。メバルの適水温は14度前後とされており、14度に近づくほど良く釣れ、かけ離れるほど釣果を得ることが難しくなる傾向にあるため、時期1つで釣行パターンを決めるのではなく、メインフィールドの水温をチェックし、その水温に合わせて釣行スケジュールを決めてみることをおすすめします。

経験上、水温が1度違うだけで、まるで違う魚のような反応を見せることが多いため、「たかだか水温1度ぐらい・・・」と考えるのではなく、よりストイックに考えることで、より良い釣果を得られることでしょう。

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