メバリングは「ランガン」が釣果を伸ばすキモ!そのやり方や装備について知っておこう

メバルは回遊系の魚ではなく居付き系の魚になるため、同じ場所で永遠と粘るのではなく、メバルの居場所にこちらから近づいていくために釣り座を一定間隔でズラしていくほうが釣果に繋がりやすいです。釣座を定期的に変えることを「ランガン」と呼び、1箇所に執着するのではなく、5箇所、10箇所と広く探っていくことでその場所にいるメバルを取っていくことになる・・・そんな感じですね。

今回は、そんなメバリングにおける「ランガン」の基本的な釣り方や、ランガンするときの装備などについて具体的にまとめていこうと思うので、広く探るランガンにて効率良くメバルを釣っていきたい人は、ぜひ参考にして頂ければと思います。

メバリングにおいて「ランガン」が必須レベルで必要な理由

メバリングにおいてランガンは釣果を伸ばすために必須な行動です。というのも、メバルはアジのように回遊性の高い魚ではないため、同じ場所でいくら粘っても、メバルがいない場所には常にメバルがいない傾向が強いため、メバルからの反応がない場所は早々に見切りを付け、次の目ぼしいポイントに移動するほうが効率良く釣りを展開することができますし、間違いなく釣果も伸びます。

また、メバルが釣れている場所であっても、何度も何度もワームやプラグを通すことでメバルがスレてしまい、口を使わなくなってしまう傾向も見られます。手を変え品を変えることで釣り続けることもできますが、その場所にいるメバルのストック量にも限界があるため、「メバルがスレてきたな・・・」そう感じた場合、未練を断ち切り早々にランガンすることをおすすめします。

ランガンでは、表層、ボトム、ストラクチャー、この3点を攻めて反応を見てみる

メバリング上級者の方は、ランガンしていくスピードが凄く速いです。メバルが釣れ続くような場所であれば別ですが「この場所は反応が薄い・・・」そう感じた場合、5投程度で見切りを付けることが多いですね。活性高く口を使いやすいメバルは、いれば1投目、2投目で食ってくることが多いですからね、ダメな場合はすぐランガンするほうが効率良しなのです。

個人的には、まず表層を「ただ巻き」で放射状に探り、ダメならボトムを探る。その後足元や海藻、テトラの際などを探り、それでダメならランガンで移動・・・という流れでメバリングを展開することが多いです。多くても10投ぐらいですね。反応がなければすぐに移動します。

 

特にメバルが表層に浮いているのを目視できるにも関わらず、表層を攻めても反応がない・・・このようなケースはいくら粘ってもダメであることが多いため、素早くランガンする、もしくは表層以外にいるメバルに狙いを変えることで対応したほうが良いでしょう。

メバリングにおける「ランガン装備」まとめ

メバリングにおけるランガンは、限りある時間を有効活用するため素早く移動を繰り返すことが多くなるため、身軽な装備でメバリングを楽しむことがおすすめです。あまりに荷物が多くなると、移動することが億劫になり「ランガンしなくてもいいか・・・」となる傾向にありますし、手が塞がってしまい転倒などのリスクが増してしまうため、様々な面でマイナスを被ります

では、メバリングでのランガン装備はどのようなアイテムで身を固めるのが良いのか?具体的にまとめてみます

ウエストバッグなど

ワームケースやジグヘッドケース、フィッシュグリップやプライヤーなど、メバリングに欠かせない道具を収納しておくためのバッグが必要です。リュックなどでも良いですが、道具を取り出すことが非常に面倒になるため、ツリネタ編集部では「ウエストバッグ」をおすすめしています。

収納スペースが多いものがおすすめで、サイドにフィッシュグリップなどの小物をぶら下げておくための付属品があれば尚良です。ダイワなどの釣具メーカーから沢山の釣り用ウエストバッグがリリースされているため、その中から選んでおけば間違いないでしょう。

ヘッドライト

メバリングは夜が主となる釣りのため、ヘッドライトなどの光源が必ず必要です。ライトがなければまともに釣りができませんし、もちろん仕掛けも作れません。何より転倒などのリスクが異常に高くなるため、必ず用意しておきましょう。200ルーメン以上の明るさがあるライトがおすすめで、近年のメバリングでは「チェストライト」が主流になりつつありますね。

メバルを入れるバッカン、もしくはクーラーボックス

釣ったメバルをお持ち帰りするのであれば、一時的にメバルを活かしておく水汲みバッカンや、小型のクーラーボックスが便利です。あまりに大きなものになると持ち運びが大変なため、9L〜12Lほどのクーラーボックスが最適ですね。ロッドスタンドなどが付属していれば最高です

ワームケースやフィッシュグリップなど小物

釣れたメバルを素手で触ると手が汚れますし、メバルに必要以上のダメージを与えてしまうことにもなるため、ワニグリップやガーグリップなどのフィッシュグリップは必須です。また、ワームやジグヘッドを入れておくケースも必要になるため、バッグに2〜3個ほど収まるサイズのワームケース、ジグヘッドケースを用意しておくことをおすすめします。

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