メバリングの場所選び!メバルの魚影が濃いポイントを探し出し、驚くほどの釣果を得てみよう!

今回は、メバリングで結果を残すための最重要項目とも言える「場所選び」についてまとめていきます。メバリングは、メバルの魚影が濃い場所であれば比較的簡単に釣果を伸ばせる釣りではありますが、メバルの魚影が薄かったり、居たとしてもサイズが小さかったり、数が釣れなかったり・・・と、場所選びを誤ると、途端に難易度が高くなる釣りでもあります。

つまり、メバリングを全力で楽しむには、兎にも角にも「場所選び」が重要な要素となることは1+1=2よりも明確な事実となるため、「メバルはどのような場所にいるのか?」「メバリングを楽しむための場所選びはどのようにすればいいのか?」ということを知っていきましょう。

メバリングはこのような場所で楽しむ!メバルが多く潜んでいるであろうポイントまとめ

メバリングを楽しむ場所をセレクトするのは、メバルという魚の習性を知っておく必要性があります。メバルはご存知の通り「根魚」に分類される魚であり、つまり根に好んで生息する習性のある魚であるため、釣行場所を探すときは「メバルが潜むことのできる根のある場所」を意識し、ポイントを絞めていく必要性がでてきます。根のない場所はメバルの魚影が薄い傾向にあり、魚影が薄いということは釣果も薄くなってしまうため、必ず「根のある場所」を意識しつつ、ポイントを探していきましょう。

では、メバリングを楽しむときはどのような場所に釣行すべきなのか?まとめてみます。

・常夜灯周り
・敷石周り
・藻がある場所
・ゴロタ浜
・テトラ帯

この5つの場所は、メバリングに適している場所である可能性が高いため、メインフィールドとするポイントを虱潰しに探し、メバルの魚影が濃い場所を見つけていくのが一番です。

漁港の常夜灯周り

メバリングを楽しむ場所の代名詞とも言えるのが、この「漁港や堤防などの常夜灯周り」です。常夜灯があるだけではなく、メバルが身を潜めておける場所(テトラなど)が近くにあることが大事な要素となります。

なぜ、常夜灯周りがメバリングに適しているのか?というと、常夜灯の明かりが海面を照らすことでプランクトンが集まり、そのプランクトンを食べに小魚が集まる。そして、そのプランクトンや小魚を餌とするメバルも集まる・・・常夜灯周りにはこのような食物連鎖が常に行われているため、常夜灯周りは誰がどう見ても「魚が集まる場所」だと言えるのです。

 

特にメバリング初心者の方には最適で、足場も良く、常夜灯による明かりで快適に釣りを楽しむことができるため、まずは常夜灯のある漁港周りからメバリングを始めてみることをおすすめします。ただし、常夜灯周りはメバルのサイズが小さく、数は釣れるものの〜15cmアベレージ・・・このようにサイズが出ないことが多いため、慣れてきた段階で次のステップに移動してみることが大事ですね。

敷石が敷き詰められている場所

人工的な敷石が敷き詰められているような場所も、メバリングには最適です。昼の明るい時間帯は敷石の隙間に身を潜め、夜になるとここぞとばかりに姿を現し、捕食活動を行うことが多いです。敷石周りはメバルの魚影が濃いことが多いため、広く探っていくことで良い釣果を得られることが多いですね。

ただし、沈めすぎてしまうといとも簡単に根掛かりしてしまうため、慣れるまではあまり沈めず、表層〜表層直下程度までのレンジを探り、底は取らないようにしておくほうが無難です。

藻が沢山ある場所

海藻が生い茂っているような場所もまた、メバリングに最適な場所です。というのも、海藻にはメバルの餌となるベイトが沢山集まり、その餌を食べに沢山のメバルが居着くことになるから・・・です。一度海に潜り、メバルの姿を確認したことがありますが、ここはメバルパラダイスか・・・そう呟かずには居られないほどは、沢山のメバルが身を潜めていました。

ただし、敷石同様、海藻に良く根掛かりしてしまうため、ワームではなくプラグを使ったメバリングを展開するほうが何かと捗ることでしょう。

■メバリングにおすすめのプラグ

ゴロタ浜は大物狙いに最適!

上級者向けにはなりますが、「サイズが良いメバルを釣りたい」そう考える人が行くべき場所は、大小の岩がゴロゴロと転がっている「ゴロタ浜」がおすすめです。経験上、水深が1mに満たないようなゴロタ浜であってもメバルの魚影が濃い場所があるため、広く探り、メバルの付き場を探り当てることで一人勝ちできることもあるでしょう。

ゴロタとゴロタの隙間は格好の隠れ家となりますし、ゴロタ浜には風や波により沢山のベイトフィッシュが寄せられますし、甲殻類も豊富なため、メバルからしてみると、ゴロタ浜は隠れながら効率良く餌を捕食できる場所でしかない訳です。

 

更に。ゴロタ浜は釣り荒れしていない傾向が強いため、釣れるメバルのサイズが大きくなる傾向にあり、場所によっては30cmオーバーの尺メバルがポンポンと釣れることもありますし、漁港では考えられないアベレージ25cm程度であれば、楽々達成できることでしょう。

テトラ帯は安定した釣果を得やすい

人工的に積み上げられた波除ブロックが沢山並ぶ、所謂「テトラ帯」もまた、メバリングを楽しむ場所の中で1、2位を争うほどの好ポイントとなっています。理由は単純で、積み重ねられたテトラの隙間がメバルの隠れ家となり、メバルのストック量が他の場所に比べ圧倒的に多いのです。

昼の明るい時間帯はテトラの隙間に身を潜めていたメバルが、夜になると餌を探しテトラから数十m以上離れた場所をウロウロと彷徨うため、場所によっては海を覗き込むと大群のメバルが目視できるほどは魚影が濃いこともあるでしょう。

 

ただし、テトラ帯は足元が悪く、特に暗い時間帯は多くの危険が伴ってしまうため、できる限り単独釣行は避け、慣れた人と動向するようにし、少しでもリスク回避できる状況下を作り上げてからの釣行をおすすめします。

幾つか場所を把握しておき、ランガンするのが一番!

常夜灯、敷石、テトラ、ゴロタ浜、海藻と、メバリングを楽しむべき場所を挙げてきましたが、どれか1つの場所にこだわるのではなく、複数のポイントを把握しておき、その日の状況に合った場所選びをすることで、より良い釣果を得られることは間違いありません。

昨日は爆釣できたテトラ帯がてんでダメ。しかし、漁港側に移動した途端爆釣・・・このようなことを掃いて捨てるほどは経験してきているため、状況に合わせて視点を変えられるよう、メインフィールドで目ぼしい場所は全てチェックしておき、臨機応変に場所移動(ランガン)できるよう準備しておくことをおすすめします。

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