ワームのズレは致命傷・・・【アジング】【メバリング】

今回は、アジングやメバリングなどのライトゲームを楽しんでいるときに起こる「ワームのズレ」についてまとめていきたいと思います。ワームがズレるとワームの持つ本来のスペックを活かすことができず、結果として釣果に悪影響を与えてしまう懸念が生まれるため、ライトゲームにおけるワームのズレ問題について、真摯に考えていきましょう。

ワームのズレは釣果に致命的な影響を与える

アジングやメバリングにおいて、ワームのズレは致命傷な悪影響を与えます。というのも、ワームがズレることで動きに違和感が生じ、魚が警戒しやすくなってしまうのです。ほんの少しのズレ程度であれば問題ありませんが、ワームが曲がるほどのズレは悪影響を与えるどころか「釣れない」要因となってしまうこともあるため、ワームのズレを定期的に確認し(できれば一投毎にチェックするのが一番)、よりパフォーマンス高い状態で釣りに挑めるようにしておくことがベストです。

また、ズレ同様ワームの歪み(ジグヘッドの真っ直ぐ刺せていない状態)も同様のため、できる限り真っ直ぐワームを刺しこみ、ワームの動きを封じ込めない工夫が釣果に差を生みます。

弱ったワームを使わない

アジングやメバリングで使うワーム一本辺りの単価は70円ほどするため、より長く節約して使うことになりますが、あまりに使い古したワームは穴が広がってしまっており、ちょっとした抵抗でワームがズレてしまう要因となってしまうため、(勿体無いですが・・・)限度を決めておき、より質が保持されたワームを使うことも、ワームズレを抑えるための方法となります。

また、一度使ったワームは海水の影響で弱く脆くなり、また新品ワームと混同することで新品ワームにまで悪影響を及ぼす懸念があるため、その点を考慮し、別々に保管しておくことがベストです。

ワームキーパーの付いているジグヘッドを使う(接着剤でくっつけるのもあり)

ワームキーパー付きのジグヘッドを使うことで、ワームのズレを最小限に抑えることができます。元々ワームキーパーが付属しているジグヘッドが幾つかリリースされているため、ワームのズレが気になる人はそれらを使うと良いでしょう。また、自分でワームキーパーを自作すると言った選択肢もあります。

ワームのズレを徹底的になくすためには、ジグヘッドとワームを「接着剤」でくっつける・・・という方法もあります。あらかじめ自宅でセットしておくことで、ワームがズレないアジング、メバリングを楽しむことができるため、よりマイナス要素をなくしたい人は、接着剤を使った固定も視野に入れましょう。

素材の硬いワームを使う

アジングやメバリング用ワームに使われている素材は硬いものから柔らかいものまでがリリースされていますが、よりワームのズレをなくしたいのであれば、「素材の硬いワーム」を使うことが一番です。柔らかければ柔らかいほど穴が広がりやすく、結果としてワームがズレやすくなるため注意が必要です。

しかし、柔らかいワームほど食い込みが良くなり、動きもナチュラルになるため「柔らかいワーム=良く釣れる」とも言えるため、その辺りとの兼ね合いを考え、素材の硬さを決めることも一つの手です。

ワームによっては千切って刺し変えるのもあり

ワームがズレやすくなる要因は、ワームが弱りジグヘッドを刺し込んでいる穴が広がることですが、物理的にその要因を取り除くことで、ワームのズレをなくすことが可能です。具体的に言うと、弱った部分を切り離し、再度刺し直すことで、無駄なくワームを使い切ることができる・・・ということですね。

ただし、ワームの形がいびつなものや、前後でバランスが大きく変わるワームを千切ってしまうと、パフォーマンス面で問題が出ることもあるため、その点を考慮した上で、切り離すことによる刺し替えを検討しましょう。

関連記事一覧