メバリングの「アミパターン」を攻略する!プランクトンに付いたメバルを難なく釣り上げよう!

メバルは小魚やバチなど、様々な生き物を捕食していますが、今回は「アミ」を捕食しているメバルをメバリングで釣るときの攻略法をまとめていこうと思います。アミと言えば非常に小さな生き物ですが、ここでいうアミとは「プランクトン」全般のことを指す言葉であり、アミを捕食しているメバルを釣ることを【アミパターン】と呼ぶため、そのアミパターンにてコンスタントにメバルを釣る方法を模索していきましょう。

アミパターンを攻略するには、「プランクトン」を演出することが大事

前述したように、アミパターンとは「プランクトンを捕食しているメバル」を主に狙うメバリングにおける一つのパターンとなるため、当然ワーム(もしくはプラグ)を使い、プランクトンを演出する必要性が出てきます。ただし、プランクトンは目に見えないほど小さな生物のため、ルアーで表現することが難しく、ちょっとした工夫を用い、大きなルアーを小さなアミに似せる戦略を取らなければいけません。

また、プランクトンは比重が軽い生き物のため、基本的には「表層付近」を攻めることになり、つまり【表層付近を攻める】ことが大事な要素となるため、その点を踏まえた上で、アミパターンでのメバリング攻略法を考えていきたいと思います。

0.2g〜0.4gほどのジグヘッドでの「ゆるふわ釣法」がベスト

メバリングでは1g前後のジグヘッドを主に使うことが多くなりますが、アミパターンでのメバリングにおいて1g前後のジグヘッドは「重たすぎる」と言わざるを得ません。もちろん、風や潮の流れの有無によって前提が変わりますが、1g前後のジグヘッドでは表層付近を漂うアミを演出することが難しくなるため、アミパターンでのメバリングで使うジグヘッドの重さは「0.2g〜0.4g」ほどのジグヘッドを推奨します。

特に0.2gになると、ジワーっと表層付近を漂うアミのような演出をすることが可能なため、より軽いジグヘッドを使いゆるふわと表層付近を漂わせる感じでメバリングを展開していきましょう。当然、かなり繊細な釣りとなるため、メバリングロッドというよりは、アジングロッド寄りのタックルセレクトがおすすめです。

点発光カラーでプランクトンの塊を演出できる

アミパターンでのメバリングを攻略するためには、「ワームカラー」の選定も大事な要素の一つとなります。具体的に言うと、上の写真のように「点発光(ドットグロー)」をセレクトすることで、アミが集まっているような演出をすることができ、また海中で目立たせることができるようになるため、一石二鳥でメバリングを楽しむことができます。もちろん、点発光以外のカラーでも問題なくアミパターンでのメバリングを楽しめることもありますが、経験上「点発光カラー」が最も有効的なカラーだと感じているため、ぜひお試しあれ。

プラグを使い、プランクトンの群れを表現する

メバルはワームだけでなく、ミノーやシンキングペンシルなどのハードルアー(プラグ)にも好反応を見せる魚です。特にクリア系のプラグはアミの集合体を演出させることができ、アミの塊をズボッと捕食しようとするメバルに効果抜群となるため、ワームでの反応が悪いときは、プラグを活用しアミパターンを攻略することがおすすめです。

またアミパターンに関して言うと、ワームよりもプラグのほうが好反応を示すことが多いため、引き出しの一つとしてプラグを用意しておき、ワームとローテーションして活用することで、より良い釣果を得られることでしょう。

フロートリグで表層を流すことも有効的

ジグヘッド+ワームの組み合わせである所謂「ジグ単」の釣りでは、どうしても下に沈んでいく力が発生するため、表層付近を長く攻めることができません。そこで便利なのが「フロートリグ」を活用したアミパターン攻略法であり、理屈としては「フロートリグを支点にワームを流し、表層付近を長く攻める」ということになります。

具体的に言うと、フロートリグを浮きとして使い、風や潮の流れに乗せてワームを流していく釣り方となり、上手くいくとアップからダウンに流してくるだけでガツン!と連続ヒットすることもあるため、フロートリグを組むのが面倒でない・・・ジグ単よりもフロートリグが好き・・・そんな人は、ぜひお試しあれ。

関連記事一覧