ショアジギングで青物を狙う!コンスタントに釣果を上げるコツと、基礎について考えてみる

ショアジギングと聞くと、ブリなどの青物メインに楽しむ釣りと認識している人も多いが、実は根魚であったりフラットフィッシュであったり、ショアジギングは多種多様な魚を狙うことができる釣法です。今回は、そんな多種多様な釣りを展開することができるショアジギングのメインターゲットとなる「青物」を狙うときに意識したい基礎知識や、コンスタントに釣果をあげるためのコツについてまとめていきますので、「ショアジギングで青物を釣ってみたい・・・」そのような方は、ぜひ参考にして頂ければと思います。

兎にも角にも、「場所選び」「釣れている情報」が釣果を分けるマストポイント

ショアジギングで青物を狙うとき、一番に考慮しておきたいのが「場所選び」と、その場所で青物が釣れているかどうか・・・です。青物は神出鬼没な面が高く、回遊がない場所へ釣行しても釣果を得られないため、必ず青物の回遊がある場所を把握し、最高のタイミングでエントリーすることが、釣果を分ける最重要項目となるのです。ショアジギングで思うような釣果をあげられない人は、「青物の回遊がない」もしくは少ない場所で竿を振っている傾向にあるため、まずは竿を振るより、青物の動向を掴む情報収集に身を削ったほうが良いでしょう。

馴染みの釣具店で情報収集するも良い、インターネットでするも良し、釣り友達を作り、独自の情報収集ネットワークを構築するも良し、とにかく何かしらの方法を持ち、青物の回遊情報を得られるようにしておくことが大事な要素となります。

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メタルジグやプラグなど、基本的な道具を揃えておこう

ショアジギングと言うと「メタルジグ」をメインに青物を狙う釣りですが、一言でメタルジグと言っても多種多様なモノが存在しているため、沢山の道具を保有しておき、どのような状況にでもマッチできる状況下を作りあげておくことが大事です。例えば、20g〜100gまで、沢山のウエイトを用意しておく、センターバランス、リアバランスなど、メタルジグの種類を多く保有しておく、などなど、沢山の道具を保有していれば、それだけ引き出しが増えるということになるため、武器を多めに持ち、如何なる戦も勝ち抜けるようにしておくほうが良いですね。

また、メタルジグだけでなく、トップウォータープラグ、ヘビーミノー、シンキングペンシル、メタルバイブなどなど、メタルジグ以外のルアーを揃えておくことも大事な要素となるため、(予算は掛かりますが・・・)より沢山の引き出しを持っておき、あの手この手で青物を狙ってみることをおすすめします。

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狙う魚種により最適な道具を選ぶ


青物狙いのショアジギングでは、狙う魚種によりロッド、リールなどの道具を合わせてやる必要性が出てきます。例えば、MHクラスのロッドに4000番のリール、この組み合わせでヒラマサを狙うとなると、相当な無理が発生しますよね?もちろん、100%無理だとは言いませんが、恐らくキャッチ率は火を見るよりも明らかに落ちるでしょうし、恐らくまともにファイトすることができなくなるでしょう。

ハマチやサゴシを狙うライトショアジギング、磯などでヒラマサを狙う本格的なショアジギング、同じ青物狙いのショアジギングであっても、狙う魚種によって全く異なる釣りとなり、全く異なる道具が必要となるため、この辺りを考慮し、使う道具を選んでいきましょう。

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釣果に差が出る?テクニック面を磨く

ショアジギングで青物を狙うときは、ときにテクニック面が釣果に差を生むこともあります。メタルジグの動かし方1つにしても、ワンピッチジャーク、ジャーク、トゥイッチング、リフトアンドフォールなどなど、沢山のテクニックがあり、これらテクニック全てを習得しておくことで、より状況に合わせた釣りを展開することができます。

1つのテクニックを極めるよりも、2つ、3つのテクニックを極めるほうが何かと釣果に繋げられる要素が増えることは間違いのない事実となるため、日々テクニック面を磨き、様々な角度から青物にアプローチを掛けられるようにすることで、より良い釣果を得ることができるでしょう。

掛けてからが勝負!やり取りとランディングについて考える

極端に言うと、青物がいる場所で、青物がいるエリアにルアーを投入することができれば、釣ること自体はそれほど難しいことではありません。それこそ、青物が湧いて状況下であれば、昨日今日ショアジギングを始めた初心者の方であっても、比較的簡単にヒットまで持ち込むことができるでしょう。

問題はその後で、青物のサイズが大きくなるほど圧倒的なパワーを持ちファイトを展開されることになり、やり取りを間違うと一気に伸されてしまい、せっかく掛けた青物を逃してしまうことがよくあります。やり取りが上手い人とそうでない人とでは、キャッチ率に大きな差が出るため、青物を掛けるまではもちろんのこと、掛けた後のことも考慮し、やり取り(ランディング含め)に関してもストイックに考えておいたほうが良いでしょう。

 

例えば、ヒット後はゴリ巻きで魚に主導権を与えない、ランディングする場所を決めておく、ドラグを締めておく・・・などですね。1つでも舐めて掛かると確実に取れない魚がいるため、ショアジギング中は気を抜かず、いつどこで魚がヒットしても対応できる余裕を持っておくことが大事です。

■青物をランディングするためには、必ず「ランディングツール」が必要です。ロッドやリールよりも大切な道具となるため、必ず揃えておきましょう

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最後は「根性」がモノを言う

「根性論」は嫌いですが、ショアジギングに関しては、最後に根性がある人が勝利を掴むことが良くあります。具体的に言うと、他のアングラーが疲れて休憩していたり、寝ている間に竿を振り続けられる人、このような人が、最後に栄光を掴むことが良くあるのです。青物は神出鬼没であり、いつ回遊してくるか分かりません。

そのため、常に竿を振り続け、一瞬ある回遊を逃さないことにすることが青物を釣るための最良手段だと言えるため、体力が許す限り、ひたすら竿を振り続けることで、良い釣果を得られる可能性が増えるでしょう。「周りが釣れだした後で竿を振れば良い」この考える人もいますが、青物の回遊はほんの一瞬であることもあり、後出しジャンケンでは後の祭りとなることが多いため、人の力を頼るのではなく、自分自身の力のみで青物を釣り上げるほうが、何かと身に付くことは多いでしょう。

■釣れるメタルジグを使おう

■ブルーブルー シーライド

■ダイワ サムライジグ

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