ショアジギングの場所選び!爆釣必須、青物が釣れるポイントを見つけだそう!

ショアジギングでコンスタントに青物の釣果を得るための秘訣は?そう聞かれたのなら、間違いなく【場所選びが釣果の8割を握っている】と答えることになるでしょう。青物は神出鬼没な面があり、回遊ルートを見誤ると驚くほど釣れなくなるし、反対に大規模な青物の回遊にぶち当たることさえできれば、昨日今日ショアジギングを始めた初心者の方であっても、抜群の釣果を得ることができるでしょう。

今回は、そんなショアジギングで釣果を上げるために必須項目となる「場所選び」についてまとめていきたいと思うので、「ショアジギングは一体どこで楽しめば良いのか?」そう考えている人は、ぜひ参考にして頂ければと思います。

ショアジギングはこの場所を狙う!ここだけはチェックしておきたい、青物回遊ポイントまとめ!

そもそも、ショアジギングはどのような場所で楽しむことができるのか?という点ですが、基本的な考え方としては、ある程度の水深があり、青物の餌となるベイトフィッシュの数が多く、ベイトや青物が集まりやすい「潮通し」の良い場所であれば、高確率で青物狙いのショアジギングを楽しむことが可能です。しかし、前述した通り青物は神出鬼没の面が少なからずあるため、どれだけ条件の揃った場所でも渋い釣果しか得られないことや、ボウズを食らう確立も高いため、その点を把握しつつ、場所を絞っていくのがおすすめです。

では、具体的にショアジギングを楽しむことができる場所はどのようなポイントなのでしょうか?

▼ショアジギングを楽しめる場所
・潮通しの良い堤防やテトラ帯
・サーフ
・ゴロタ浜
・河口付近
・地磯

ショアジギングを楽しむ場所は、大まかに上記5つのポイントを把握しておけばオッケーのため、メインフィールドとしているエリアで思い当たるような場所があれば、まずは足で稼ぎ、青物が回遊してくるかどうかを見極めることが大事です。では、5つそれぞれの場所を、細かく見ていきます。

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潮通しの良い堤防やテトラ帯は外せないポイント

足場の良い堤防であっても、潮通しの良い場所であれば青物の回遊が望めます。また、テトラが積み重ねられている場所でも、潮通しさえ良ければ青物の回遊があるため、どこにでもある堤防やテトラ帯も、まずチェックしてみることが大事です。潮が動くタイミングで潮目がハッキリできたり、目で見て沢山のベイトフィッシュ(イワシや小鯖など)がいる場所であれば高確率で青物の回遊があるため、場合によってはショアジギングの一級ポイントとなるケースもあるため、見逃し厳禁です。

しかし、このような条件の揃った堤防は、ショアジギング以外の釣り師も多く、時折餌釣り師とルアーマンの小競り合いが起こるケースもあり、トラブルを防ぐためにも、混雑した釣り場であるほど、両者ともに譲り合いの精神を持ち、気持ち良く釣りを楽しめる環境作りに徹することが大事です。また、ファミリーフィッシングも多くなる傾向にあるため、キャストをするときなど、普段以上にリスクを考慮することが大事ですね。

■堤防やテトラ帯ではメタルジグがおすすめ!

砂浜サーフもまた、条件が揃えば青物の回遊あり!

地域によっては海岸線の多くが「砂浜サーフ」であるケースもありますが、場所によっては一見何の変哲もないサーフが、ショアジギングの一級ポイントとなっているケースがあります。他の場所同様、潮通しが良く、ベイトフィッシュが多いことが絶対条件ではありますが、「え?こんな場所にブリが回遊してくるの?」と頭の上にハテナが並ぶような場所であっても、青物が釣れる可能性が捨てきれないため、敢えて狙ってみるのも1つの手ですね。

また、砂浜サーフでは青物の他に、外道としてヒラメやマゴチも釣れる可能性が高いため、青物の回遊がなくとも、嬉しい外道のHITが懐を暖かくしてくれることも。

■サーフはとにかく飛距離が出るルアーを

急深となっているゴロタ浜も、実はショアジギングの良場所

砂浜ではなく、大小様々な岩がゴロゴロと転がる「ゴロタ浜」でも、条件が揃えばショアジギングの一級ポイントとなります。また、ゴロタ浜はショアジギングを楽しめる場所としてもイメージが小さく、人が少ないこともメリットの1つです。

ゴロタ浜には沢山のベイトフィッシュや甲殻類が存在しており、それらベイトを捕食しに中大型の魚も集まり、それを捕食しに青物も集まるというサイクルが出来ており、ブリやヒラマサなど、思いがけない大物がHITすることも。ただし、根掛かり確立が増えてしまうことが多いため、底を取らず、底ギリギリを攻めることができるテクニックなど、テクニカルなショアジギングを求められる一面もあります。

■根掛かりを避けるため、ヘビーミノーで攻めるのもアリ

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河口付近はベイトの宝庫!それを狙い、青物もやってくる!

汽水域のイメージが強く、青物の回遊などないと思われる河口部もまた、ショアジギングの好ポイントとなっています。上げ潮、下げ潮を理解し攻めることが重要な要素となりますが、河口部には沢山のベイトフィッシュが集まったり、上流から沢山のベイトフィッシュが流れてくるため、待ち構えるように青物がウロウロしているケースがあるのです。

特に秋口はその傾向が強く、イワシの群れが河口部に差してくるとそこら中でボイルやナブラが立つほどは青物の魚影が濃いこともあるため、足が棒になるほどは通いつめ、その場所の傾向を掴むことでより良い釣果を得ることができるようになるでしょう。

■河口部はメタルバイブで広く素早く探る!

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大物狙いは「磯」への釣行がマスト!

ブリやヒラマサなど、大型青物をメインにショアジギングを楽しむときは、磯や沖磯などの場所がおすすめです。磯は地形変化に富んでいることが多く、また潮通しも良いことが多いため、ベイトフィッシュの通り道となっていたり、ベイトフィッシュが溜まる場所となっているケースがあるため、当然のように青物の回遊も多く見られます。

ただし、磯への釣行は他の釣り場と比べても危険が伴いますし、そもそもアクセスするために山を超え、海に浸かり・・・と困難なことも多いため、ショアジギングを始めたばかりの初心者の方は、先に他の釣り場で経験を積み、中級者以上になってから、磯へのエントリーに挑戦してみることがおすすめです。

■まずめはトップ系プラグが有利!

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兎にも角にも、どの場所でも「青物が釣れている情報の鮮度」が命

ここまで、ショアジギングを楽しむ場所として堤防やテトラ帯、サーフ、ゴロタ浜、河口、磯などを紹介してきましたが、どの場所にも共通して言えることが「青物が釣れている情報の鮮度が一番大事」だということです。どれだけ条件が揃った場所であっても、青物の回遊がなければ、青物狙いのショアジギングは成り立ちませんからね、インターネットやSNS、釣具店などで情報を仕入れ、その情報を元に釣行場所を絞っていくのが一番です。

また、ショアジギングで結果を残している人たちは、釣り人同士のネットワークが盛んです。つまり、知り合いの有無がショアジギングでの釣果を分けることになり「この場所が釣れているよ!」「今週はこの場所が熱いかも!」と情報交換することが釣果を伸ばす必須条件とも言えるため、釣り友達を増やし、情報交換できる環境作りをすることもまた、ショアジギングでコンスタントな釣果を得られる場所を絞る1つの方法だと言えますね。

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