アジング「アミパターン」攻略法!超絶簡単に釣れる!?その方法を嫌というほど具体的に解説

今回は、アジングの王道パターンとも言える「アミパターン」の攻略法と基礎知識、使うワームなどについてまとめていきたいと思います。アジングにおいてアミパターンは切っても切り離せない、言わば水や食料と同じレベルで大切なものとなるため、確実に自分の中でパターンを定めておき、上手く立ち回ることが大事です。

「アジングにおけるアミパターンの攻略法が分からない」そんな人に向け、超絶簡単にアジが釣れるアミパターン攻略法をここでまとめていきますので、参考にして頂ければと思います。

アミパターンとは、アジが「プランクトン」などを捕食しているときを指す用語

そもそも、アジングにおける「アミパターン」とは一体何なのか?ここで言うアミとは、プランクトンなど目視することが難しい小さな生物のことを指す言葉であり、プランクトン=アミはアジの主食となっており、このアミパターンを制する人こそがアジングを制すると言って良いほどは外せないパターンとなっているため、より良い釣果を求めるためには、必ず外すことができないパターンとなっています。

しかし、アミは目で見えないほど小さな生き物であり、それをワームやプラグで演出することは無理が生じます。ではどうするか?その答えとしては、ワームやプラグをよりアミっぽく演出させることが大事な要素となり、それを遂行できなければ釣果を上げることが難しくなってしまうため、その辺りを意識しながら、色々と考究していきましょう。

風向きによりプランクトンが溜まる場所を予測する

アミは非常に比重が軽い生物であり、潮の流れが速い場所や、風が強い状況下では、自らの意思で動き回ることすらままなりません。そのため、風や潮に流されることが多いのですが、この風や潮で流されているという事実を考えると、アミが溜まっている場所を必然的にあぶり出すことができるため、その辺りを意識しながら攻めるポイントを選定していくことも大事な要素となります。

例えば、風上か風下、どちらにアミが溜まりやすいか?言わずとも風下に向かって流されてしまうため、風上よりは風下を攻めるほうが有利・・・という絶対要素が出来上がりました。この理屈で、潮が流れる方向も意識することが大事な要素となるため、風や潮の動きをよく観察しながら、アミの動向を探ることで、アジの居場所に限りなく近づくことができる・・・という寸法です。

常夜灯周りはプランクトンの宝庫

アジングの主戦場として「常夜灯」は一級クラスの好ポイントとなりますが、なぜ常夜灯周りがアジングに適しているのか?それは、常夜灯周りには沢山のプランクトンが集まるためであり、アミを捕食するために常夜灯周りには沢山のアジが集まるのです。決してアジが明かりを好む魚という訳ではなく、常夜灯によるプランクトンの集収効果が好み・・・だと言うことですね。

そのため、アジング初心者の方で「とにかくアジを釣ってみたい」そのような考えをお持ちの方は、まずは常夜灯周りのアミが沢山いる場所を目安に釣行スケジュールを組み、アミパターンでアジを釣る練習をしてみてはどうでしょうか?

ドリフトなど、漂うプランクトンをワームで演出することが大事

さて、アミパターンにおいてアジを釣るためのテクニック面ですが、基本的な考え方として「漂わす」ということを頭の中にイメージし、アジングを展開していくことが一番です。つまり、巻いてワームを動かすのではなく、潮の流れなどでナチュラルにワームを動かし、水中を漂うプランクトンを演出する・・・ということですね。

代表的な釣り方が「ドリフト」であり、つまり潮の流れにワームを乗せ、巻くのではなく流しながらアジにアピールしていく方法で、より簡単なやり方をまとめると「任意のレンジまでワームを沈めた後、余分なラインスラッグを取り、ロッドをジワーと上に煽りながら徐々に流していき、ある程度流し終えたらレンジを元に戻し、再度やり直す」このような形です。(具体的な方法は別ページで詳しく解説しているため、そちらを参考にどうぞ)

ジグヘッドはより軽いものが有利

アミパターンでのアジングは、潮に流しながらワームをナチュラルに動かすことが基本となるため、基本的な考え方としては「軽めのジグヘッドを使う」ということが絶対条件となります。具体的に言うと、1g前後のジグヘッドがスタンダードでしょう。(0.3gほどのジグヘッドでしか食わない場面もある)

ただ、流しすぎたり、反対に沈め過ぎたりすると目に見えて食いが悪くなることもあるため、1gが良い!2gが良い!とセオリーを決めるのではなく、風の強さや潮の速さなどを考慮し、その都度最適なジグヘッドの重さをセレクトすることが大事です。例えば無風状態であれば0.6gのジグヘッド、風がある程度ある日は1.3g・・・例ですが、このような感じです。

ワームカラーで視覚的要素も合わせよう

ワームカラーが釣果にどう影響するのか?アジは何色のワームが好きなのか?この辺りはアジ本人に聞いてみないことにはどうにもなりませんが、実際問題ワームカラーによる釣果の差が火を見るより明らかに変わることもあるため、基本的には「ワームカラーによって釣果が変わる」ものと認識し、使うワームカラーをセレクトすることをおすすめします。

では、アミパターンではどのようなワームカラーが最適なのか?基本としてはよりナチュラルに見せることができる「クリアカラー」が主となり、ソリッドやグローなど、アミとかけ離れたカラーを使うのはNGとされています(もちろん、それらカラーで釣れることも良くある)

 

そして、アミの集合体を演出できる「点発光カラー」もアミパターンでのアジングでその効果が活かすことが可能です↓このように発光するカラー

詰まる所、どのワームカラーが当たるかはその場にならないと分からない・・・ということが本音ですが、複数のワームカラーを所持しておき、上手く使い分けることが釣果を伸ばすためのコツだとも言えるため、色鮮やかにワームを揃え、如何なる状況下にでも対応できるようにしておくことをおすすめします。

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アジングにおけるワームカラーの基本

アミパターンにおすすめワーム6選

最後に、アミパターンおすすめのワームを紹介しておきたいと思います。アミパターンではより海中を漂わすことが大事な要素となるため「リブがあり水噛みが良いもの」「フォルムが大きく水受けが良いもの」などを意識し、使うワームをセレクトしていくことがおすすめです。(順不同です)

ジャッカル アミアミ

ジャッカルからリリースされているアジング用ワームで、その名の通り「アミパターン」に最適なワームとなっています。ヘッドのリブで水を噛み、テールのナチュラルアクションで食わす、非常に合理的なワームです。

ジャッカル ペケリング

こちらもジャッカルから発売されているアジングワームですが、アミアミとは違いボディが大きく深めのリブが入っていることによる水噛みの良さ、テールから出される微波動でアジにアピールすることができるワームとなっています、

ダイワ クロスビーム
ダイワ月下美人シリーズのワームで、ボディについたピロピロがアジの食性を刺激し、バイトに繋げてくれます。アジング初心者でも使いやすい形状をしているため、ダイワ派の人は、まずはクロスビームから始めてみてはどうでしょうか?

ソアレ スローダイバー

なんとも特徴的な形をしていますが、その形状により非常に水噛みが良くなっており、その名の通り「スロー」にダイブさせることができる、アミパターンアジングの定番アイテムです。そもそもの形状がアミっぽいため、使う側の心理的にもプラスに働きますね。

34 プランクトン

そのまんまのネーミングです。プランクトンを意識し、アジングにおけるアミパターンを意識した作りとなっているため、34が好きな人がアミパターンを攻略するときはこのワームが最適でしょう。珍しい2本足のテールがアジに猛烈アピールします。

月下美人 フレアービーム
アナゴなどの稚魚「ノレソレ」をイミテートされて作られているワームですが、当然アミパターンにも活用することができます。ボディに付いたフレアーが絶妙なアクションを起こし、アミを意識しているアジの本能を刺激します。

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