メバリングの狙い目はここ!メバルのいる場所へピンポイントにリグを入れよう!

メバリングで釣果を伸ばすためには、リグ(仕掛け)をメバルのいる近くに投入することが非常に大事な要素となります。つまり、メバリングでの狙い目を知っておき、【メバルがいるであろう場所】へピンポイントでリグを落とすことで、より安定した釣果を得ることができるようになる訳です。反対に、メバルが全くいない場所へ幾らリグを投入しようと「いないものを釣ることはできない」ため、メバリングでの狙い目を知っておくことは、釣果を伸ばす上で非常に大事な要素となります。

今回は、メバリングで狙う場所(狙い目)についてを具体化し、具体的にまとめていきますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

夕マズメや朝マズメなど、メバルの活性が高いときは放射状に広く表層を探っていけばオッケー

メバルは根魚に分類される魚であり、セオリー通り言うと「根に張り付いている魚」となるのですが、メバルは根魚の中でも特殊な存在であり、夕マズメや朝マズメ、暗くなる時間帯になると表層付近まで浮いてくる魚なのです。最早「根魚」と呼ばないほうが良いレベルで表層まで浮いてくるため、メバルが浮いている時間帯にメバリングを楽しむときの狙い目は「表層」もしくは「表層直下」となります。

メバリングで表層を狙い目に釣りを展開するときは、何の戦略性もなくキャストし続けるのではなく、放射状に5キャストほど行い、それで反応がなければ移動を繰り返す、所謂「ランガン」の釣りを徹底することで釣果を伸ばすことができます。というのも、表層に食い気のあるメバルがいる場合、少なくても2投以内には何かしらの反応があることが多いため、アタリがない場所で粘るよりも、活性高く食い気のあるメバルを求め探し続けるほうが効率よく釣果を伸ばすことができるのです。

■ピンテール系のワームを活用しよう

活性が低いときや良型メバルはボトムを狙おう

表層にメバルが浮いていない場合、幾ら表層付近を攻めようと釣果に恵まれることはありません。そのため、表層付近で反応がないときは、ボトム付近に狙い目を変え狙っていきましょう。メバリングでのボトム狙いは「底を取ることが難しい」「根掛りが多くなる」というデメリットが生じますが、反面「良いサイズのメバルが釣れる」「20cm以上のメバルが連発しやすい」というメリットもあるため、メバリングの腕を向上させるためには、いずれボトムでのメバリングを攻略しなければいけないときがやってきます。徐々に練習しておき、来る日に備えておきましょう。

なぜボトム付近には良型メバルが多いのか?という点ですが、表層付近まで不用意に浮いてくるのは、警戒心が低い比較的若い個体であり、つまり「サイズが小さいメバル」が中心となることが多いです(稀に25cmアップが表層でヒットすることもありますが)。反対に良型メバルは長年に渡り経験を積んでいるため、どうしても警戒心が高くなります。そのため、警戒心に高い良型メバルはボトム付近でジッとしており、目の前を通る獲物を捕食して日々の生活を送っているため、その辺りを意識しつつ狙い目を変えていくことで、狙って良型メバルを釣ることができるようになります

テトラ帯や海藻など、ストラクチャーの際を狙うことが最も手軽かつ釣果も伸ばせる

メバルは表層付近まで積極的に浮いてくる魚ではありますが、その習性はやはり「根魚」です。つまり、メバルは海藻やテトラの隙間や際などのストラクチャー周りに多く付いているため、そのストラクチャー周りを狙い目にメバリングを楽しむことで、必然的にメバルとの接触機会が多くなると言えます。実際、オープンな場所へ無造作にキャストするよりも、ストラクチャー周りを撃ったほうが釣果は確実に伸びます。

代表格は「テトラ帯」であり、テトラの隙間はメバルにとって格好の隠れ家となり非常に魚影が濃いです。そのため、テトラ際スレスレをただ巻きやフォール、ドリフトで探っていくと・・・ガツン!とヒットすることが多いですね。比較的サイズも伸びる傾向にあるため、一つの狙い目として「テトラ帯」や「海藻付近」などのストラクチャーを狙っていきましょう

オープンな場所を撃つときは「潮目」や「潮の流れ」を意識しよう

潮目

オープンな場所を狙い目にメバリングを楽しむときは、無造作にキャストを続けるのではなく、海のちょっとした変化を撃っていくことで釣果を伸ばせる可能性が高いです。例えば「潮目」や「潮の流れが効いている場所」は狙い目ですね。潮目は潮の流れが絡むことで起こる現象のため、その周りには必然的にプランクトンが寄せられ、そのプランクトンを捕食しに小魚が集まります。そして、それら生物を目当てにメバルも集まってくることになるため、潮目ができている周りは【チャンスゾーンな狙い目】だと言えますね。

また、潮の流れが効いている場所もメバルが集まりやすいです。メバリングをしていると、潮が効いていない場所と効いている場所がハッキリと分かることがありますが、この変化を見逃さず撃っていくことで、より釣果を伸ばすことができるでしょう。

■いずれにしても、釣れるメバリングワームを活用しよう!

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