メバリングと言えば、表層をただ巻いてくるだけで「メバルの数釣りが楽しめる」というイメージを持たれがちですが、実際のところそこまでの数釣りをできていない人がほとんどではないでしょうか?メバリングという言葉が浸透する一昔前であれば、どの釣り場でも夢のような数釣りを楽しむことができましたが、メバリングを楽しむ人口が増えるにつれ、そのような夢のような爆釣劇は文字通り「夢」となっているのかもしれませんね。単純にメバルの個体数が減っていることもありますし、メバルがルアーに対し反応しなくなっている・・・という現実も。
しかし、そのような現在であってもメバリングにてメバルを数釣りするための方法は残されており、上手くいくと一回の釣行で20匹、30匹と釣果を残すこともできるため、このページでは「メバリングにおいてメバルの数釣りを楽しむ方法」についてまとめていきます。
メバルの数釣りをするには、やはり「場所選び」が重要な鍵
メバルを数釣りする上で最も大切な要素となるのが、メバリングを楽しむための「場所選び」です。メバルの魚影が薄い場所と、メバルの魚影が濃い場所では、圧倒的に後者のほうが数釣りを楽しめる可能性が高くなるため、メバルが居着く条件が揃っている場所へ釣行することで、数釣りへの道が開かれることになるでしょう。例えば、大規模なテトラ帯なんかはメバルの数釣りに最適です
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釣行時間帯も数釣りへの鍵
メバルは釣れる時間帯と釣れない時間帯がハッキリしている魚です。釣れるときは幾度となくアタリが頻発し、幾度となくヒットすることになりますが、釣れない時間帯は無であることが多く、「何度キャストしてもアタリすらない」ということも珍しくはないのです。そのため、釣行時間帯を絞ることはメバリングにおいて非常に大事な要素となるため、メバルがよく釣れる時間帯を把握し、その時間帯に釣行するようにしておきましょう。
具体的に言うと、やはり「まずめ」の時間帯は鉄板ですね。メバルの数釣りを楽しみたいのであれば、まずめを外すことはまず考えられません。そして、潮が変化するタイミングもまた、メバルの爆釣タイムになることが多いです。具体的に言うと、満潮から干潮に切り替わるタイミング、反対に干潮から満潮に切り替わるタイミングで一気に食いが集中することが多いため、タイドグラフとにらめっこし、潮の変化があるタイミングで釣行時間を決めることも一つの手ですね
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いち早くメバルのいるレンジを把握する
メバルは根魚とは言え表層まで積極的に浮いてくる魚のため、メバリングで数釣りを楽しむとなると「レンジの把握」が必要不可欠です。つまり、メバルがいる層を把握し、その層にリグを送り込もう・・・という話。例えば、表層にメバルがいるときは表層を攻める。メバルがボトムにいるときはボトムを狙う。当たり前のことですが、メバリングで上手く結果を出せていない人はこの辺りをあやふやにしている傾向が強いため、今一度メバルがいるレンジについて考究してみることをおすすめします。
レンジを外すと嘘のように釣れませんからね。表層にメバルがいるのにボトムを攻めていた・・・これでは数釣りどころか一匹のメバルすら釣れないこともあるため、レンジを刻みメバルの居場所を探っていきましょう
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メバルが釣れるパターンを把握する
メバルはその日の条件や活性によって、反応が良いパターンが異なります。ただ巻きでしか食わないときもあれば、フォールにしか反応がないとき。またダートにしか反応がないときなどなど、その日に合った釣り方を実践することが数釣りには欠かせない要素となるため、日頃から引き出しを多く持っておき、その日のパターンに当てはまる釣りを展開することが大事です。
まずは広くただ巻きで表層を探り、ダメならストップ&ゴーでフォールを交えたただ巻きをやってみる。それでダメならレンジをボトムまで落とし、フォールやダートで攻めてみる。このような流れで戦略を組んでいくことで、メバルが良く釣れるパターンを掴むことができるでしょう。
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ダメならランガン、もしくは大きく場所移動
ここまでを全て実践し、それでもなおメバルが釣れない場合、その場所にはメバルがいない・・・もしくは居ても食い気のないメバルしかいないと判断し、立ち位置を変えるランガン方式でメバルの居場所を探ってみるか、車を使い大きく場所移動することも一つの手です。一つ隣の漁港へ移動するだけでも状況が好転することはよくあることなので、面倒くさがらずメバルの居場所を求めて移動を繰り返すのが、メバリングにおいて数釣りを楽しむための一つのコツです。
ダメなときは潔く移動!これが鉄則ですね
■釣れるメバリングワームを使うのも数釣りのコツ