ショアジギングロッドの選び方と、おすすめ7選!初心者向けの基準をまとめます

今回は、青物狙いのショアジギングで使う「ロッドの選び方」についてと、初心者の方、上級者の方におすすめなショアジギングをそれぞれ紹介していきたいと思います。これからショアジギングを始めるんだけど、どのショアジギングロッドをセレクトすれば良いか分からない・・・そう悩んでいる人は、ぜひ参考までに。

ショアジギングロッドの選び方を考えてみる

ショアジギングロッドとは、沢山のメーカーから、沢山のシリーズがリリースされているため、その全てをチェックするとなると、物凄く骨の折れる作業となるでしょう。そのため、ショアジギングロッドを選ぶときは、「自分にはどのようなショアジギングロッドが必要なのか?」ということを良く考え、選ぶ幅を狭めてやることが大事です。

では、具体的にショアジギングロッドを選ぶときは、どのような点を意識するべきなのでしょうか?

▼ショアジギングロッド選びで意識すること
・ロッドの長さ
・ロッドの硬さ
・扱えるルアーウエイト

ショアジギングロッドを選ぶ時は、上記3つの項目を考慮し、自分に合ったロッドを選ぶ必要性が出てきます。では、この3つそれぞれの基本的な考え方について、大まかにまとめてみます。

長さはどれぐらいがベスト?

ショアジギングロッドの長さ、つまりロッドレングスはどれくらいが良いのか?という点ですが、ショアジギングロッドの長さは「ft(フィート)」で表されることになり、1ft=約30cmと考えておけばオッケーです。例えば、9ftであれば、おおよそ2m70cmということですね。

ショアジギングロッドレングスの基準としては、8ft〜10ft程度が多く、中には11ftの長いレングスを保有しているショアジギングロッドもあるため、どの長さが自分に合っているか?を考慮し、ロッドの長さを選んでいきましょう。

 

ショアジギングロッドの長さを決める基準ですが、基本的な考え方としては、ロッドレングスが長いほうが飛距離を伸ばせる傾向にあり、より竿を曲げ溜めを作ることができるため、魚とのやり取りが楽になります。また、足場の高い場所、海面までの距離が遠い場所なども、長いロッドのほうが有利に事を進めることができるでしょう。

ただし、ロッドレングスが長くなるほど操作性が悪くなり、細かいアクションを付けることが難しく(疲れる)なるため、その辺りのバランスを考慮し、ショアジギングロッドの長さを決めればオッケーです。例を挙げるとすれば、堤防でショアジギングを楽しむ場合は9ft前後、サーフなどで飛距離ありきのショアジギングをする場合は11ft・・・このような感じですね。

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狙う魚種により硬さを決める

ショアジギングロッドには、MH(ミディアムハード)、H(ハード)、HH(ダブルハード?)、このように、硬さに応じてクラス分けされていることがほとんどです。極端な話をすると、MHになるほど軽く操作性が良いが、パワー不足に陥りやすい、反対にHHなど硬いロッドになるほど操作性が悪くなるが、パワーが強く大型青物にも対応できる・・・このような具合です。

そのため、ハマチやサゴシサイズの青物をメインで狙うライトショアジギング寄りの釣りを楽しむのであればMHクラスの硬さ、メジロやブリ、ヒラマサを相手にショアジギングを楽しむときは、H、もしくはHHのショアジギングロッドを使うイメージで、硬さ選びを行うのが一番でしょう。

 

これからショアジギングを始める初心者の方は、とりあえず50cm程度の青物をメインに釣りを楽しむライトショアジギング寄りのロッドから始めるのが一番で、その理由としては、なんと言っても「操作性が良く、難なく扱うことができるから」です。筋力に自信がある人でもない限り、いきなりHHクラスのショアジギングロッドを使ってしまうと、「なんとしんどい釣りなんだ・・・」と、ショアジギングを嫌いになってしまう可能性がありますからね。楽に操作できる、柔らかめの硬さが初心者には向いています。

ちなみに、根がなく人が少ない場所であれば、MHクラスの硬さでもブリクラスの青物を取ることは可能ですので、その点はご安心を。

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投げられるルアーの重さを考慮しよう

ショアジギングロッドは、硬さと比例し「キャストできるルアーの重さ」が異なります。MHほど投げることのできるウエイトが軽く、Hに近づくほど重たいルアーを扱うことができるため、使うルアーの重さに準じ、ショアジギングロッドを選ぶことも大切です。

具体的に言うと、水深が浅く飛距離もそれほど必要ない、そして潮の流れもそれほど効いていない場所でショアジギングを楽しむときは、20g〜40g程度のメタルジグをメインに使うことになるため、MHクラスの硬さでオッケー。反対に、激流エリアなど、重たいメタルジグを使うことが前提になる場所では、〜100gまでのジグが扱えるHクラス、HHクラスの硬さが必要となります。

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初心者におすすめのショアジギングロッド7選

ショアジギングロッドを選ぶ基準が分かったところで、続いて「初心者必見!ツリネタ編集部おすすめの初心者向けショアジギングロッド」をまとめていきたいと思います。より手が出やすい〜2万円までのショアジギングロッドを中心にまとめていきますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

メジャークラフト ソルパラショアジギング

メジャークラフト「ソルパラシリーズ」は、キングオブハイコストパフォーマンスショアジギングロッドです。とにかく値段が安く、それでいて最低限の基本スペックは備わっているため、入門に最適なショアジギングロッドとなっています。

メジャークラフト クロステージシリーズ

クラスで言うと、ソルパラの1つ上のシリーズとなり、デザイン性、操作性、耐久性を考慮したいのであれば、クロステージを選んでおけば間違いありません。とにかくショアジギング入門用としてリリースされているモデルのため、初心者の方が操作しやすい形状、それでいて大物がHITしたときものされない安心感、全てがこのロッドに揃っています。

シマノ コルトスナイパーBB
シマノからリリースされている、ショアジギング入門機です。コルトスナイパーシリーズで最もお値打ちな値段で、「それほど高性能なショアジギングロッドは要らないけど、最低限の性能は欲しい」そのような方に向いているロッドとなっています。もちろん、十分な性能を誇っているため、ブリなどの大型青物とのファイトも問題なく行えます。

シマノ ソルティアドバンスシリーズ
シマノからリリースされている入門用ショアジギングロッドで、コルトスナイパーBBシリーズよりも更にコストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。もちろん、トップガイドにSICガイドが使われているなど、基本的な性能を忘れることなく搭載してくれているため、問題なくショアジギングを楽しむことができるでしょう。

ダイワ ジグキャスター
こちらはダイワからリリースされている入門用ショアジギングロッドで、その名の通りメタルジグをキャストすることに長けているロッドです。基本性能がフルに詰まっており、正直このスペックのロッドがあれば十分・・・と言えるほどは仕上がっているショアジギングロッドなので、入門用としてはもちろんのこと、長く愛用することにも向いています。

アブガルシア ソルティスタイル
アブガルシアからリリースされている、ライトショアジギングに適したロッドです。アブガルシアファンはこれで決まりですね!

ジャクソン オーシャンゲートシリーズ
ジャクソンからリリースされているコストパフォーマンスに優れたショアジギングロッドで、発売開始から人気を総取りし、多くの初心者ショアジギンガーが活用しているロッドです。

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