アジングの「ボトムステイ」釣法!最終奥義!?釣れないときにやってみよう!

アジングには数多くのテクニックがありますが、今回はその中でも特殊なテクニックと言える「ボトムステイ」釣法についてまとめていきます。文字通りボトムにステイさせる釣り方ですが、アジングにおけるボトムステイの考え方、やり方などについて具体的にまとめていきますので、ぜひ一つの引き出しとしてボトムステイを知っておいて下さい。

ボトムステイとは?そのやり方を具体的に解説

そもそもアジングにおけるボトムステイとはどのようなテクニックなのか?簡単に言うと、ボトムに沈めたワームを少しの間放置し、その後の動きでリアクションバイトを狙うもの・・・という認識でオッケーです。また、放置しているときにグググっと持っていくこともあるため、潮の流れでボトムをスライドさせ、ナチュラルにボトムを狙うことも「ボトムステイ」だと言えるでしょう。

やり方としては、着水後必ずボトムまで沈め、チョンチョンとロッドアクションを加え、アジに対し「ここにワームがあるよ」とアピールします。この時点でアジはワームを見ているため、ここで5秒ほどステイを入れます。通常、ステイさせると見切りをつけることが多いのですが、なぜかステイに好反応を見せるタイミングもあるため、まずはやってみることをおすすめします。

 

ステイでグググとアタリが出ることもありますが、ボトムステイさせた後のワームアクションでリアクションバイトを起こすことが多いです。具体的に言うと、ボトムにステイさせていたワームを見ていたアジが、急激に動くワームに対し驚き、反射食いをしてしまう・・・肉食動物の本能を刺激し、バイトに繋げるということですね。ただし、あまりに長い時間ステイさせてしまうと根掛かりが頻発することもあるため、その点は注意して下さい。

なぜボトムステイが効くのか?

アジングにおいてなぜボトムステイが効くのか?一般的にアジングはフォールの釣りメインとなりますが、なぜボトムステイが有効的なのか?その答えとしては「正直分からない」というのが結論です。理由は分からないが、ボトムステイが効く場面が必ずある・・・ということですね。

恐らく、砂地に潜っている甲殻類を捕食しているなどの理由が考えられますが、それでいてもボトムにとどまっているワームに対し反応を見せるのが面白いところですね。ステイ後のアクションで食ってくるのはリアクションバイトとして辻褄があうのですが・・・理由はともあれ、ボトムステイが効くタイミングは必ずあるため、覚えておいて損はないでしょう。

ボトムステイを使うタイミング

アジングでボトムステイ釣法を使うタイミングですが、フォールの釣りやただ巻きの釣りなど、アジングの基本と言えるテクニックで全く反応がないときに、ボトムステイを試してみて下さい。何をやってもダメなとき、ボトムステイ釣法に切り替えることでパターンに入ることが良くあります。

ただし、やはりアジングの基本はフォールの釣りとなるため、いきなりボトムステイから始める、ボトムステイをメインにアジングを楽しむ・・・ということには向いていないため、釣れないときの最終奥義、パターンを見つけるための苦肉の策・・・そのようなイメージを持ち、アジングでボトムステイを実践してみて下さい。

重たいジグヘッド+ダートワームがおすすめ

ボトムステイを実践するための絶対条件として「ボトムを取る」ということが大事な要素となりますが、あまりに軽いジグヘッドだとボトムを取れなかったり、手返しが悪くなったり、デメリットに感じてしまう要素が多くなるため、比較的重たいジグヘッドを使うことをおすすめします(1.5g〜3g程度)

また、ボトムステイではステイ後のアクションが有効的な場面もあるため、よりリアクションバイトを誘発するためにも「ダートに特化したワーム」が適しています。必ずしも必須ではありませんが、少しでもバイト率を高めるため、キビキビと動くワームをセレクトし、ボトムステイ釣法でのアジングを楽しんでみてはどうでしょうか?

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