アジングの「カウント」とは?←釣果を伸ばす必須テクニック

今回は、アジングにおいて釣果を伸ばす鍵とも言える「カウント(カウントダウン)」についてご紹介させてもらいます。そもそもアジングにおけるカウントとはどのようなテクニックなのか?どのようなやり方を意識すればいいのか?という点についてと、アジングでなぜカウントが大事な要素になるのか?という点について具体的にまとめていこうと思うので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

アジングの「カウント」とは、数字を数え攻める層(レンジ)を把握するためのテクニック

アジングにおけるカウントとは一体どのようなテクニックなのか?という点ですが、その名の通りカウントを行い、ワームを沈める層を決めるための方法となります。具体的に言うと、キャスト後の着水から数字を数え始め、5秒のレンジ、10秒のレンジ、15秒のレンジと、5秒刻みなどで探る層を分け、どのレンジ(層)にアジがいるのか?を探るためのテクニックとなります。

つまり、5秒のレンジで反応がなく、10秒のレンジでアジからの反応がある場合、次のキャストからは10秒のレンジを攻めることで、アジの居場所を把握しながらアジングを楽しむことができ、無駄撃ち率を避けられるようになり、効率的に釣果を伸ばしていけると言えるのです。アジングにおいて「カウント」は必須テクニックとなり、必ず覚えておきたいテクニックですので、この機会に覚えておくことをおすすめします。

カウントのやり方

アジは、↑図のように同じレンジに群れている傾向にあります。上層から下層までアジに埋め尽くされているようなこともありますが、アジの数が少ないほどこの傾向にあるため、どのような状況であっても釣果を伸ばすためには「アジのいるレンジを確実に把握する」ことが大前提となるため、必然的に「カウント」が必須テクニックとなるのです。

カウントのやり方ですが、キャスト後の着水を1とし、2、3、4、5と、数字を数えるだけ。数字を数えるスピードは自分の体内時計のスピードでオッケーなので、後はブレずにカウントを進め、5秒刻み、よりシビアな状況では3秒刻みでアジのレンジを探っていきましょう。

 

カウント中のフォールはフリーフォール、カーブフォールどちらでも構いませんが、カーブフォールであればフォール中のアタリを感知しやすいが、どんどん手前によっていくため探る範囲が狭くなるというデメリットが生じます。逆にフリーフォールは(フォール中の)アタリを取ることが難しくなりますが、真っ直ぐ下方向に沈めることができるため、深いレンジを探るときなどはコチラのほうが向いています。

アジング上級者はカウント時のカーブフォール、フリーフォールを使い分け、状況に応じた最適案を把握することが上手いため、最初の内はカウント中のフォール姿勢にも気を使い、自分なりの攻略法を見つけてみることがおすすめです。

アジングで釣果を伸ばすために「カウント」が超重要になる理由

アジングにおいてカウントは釣果を伸ばすために欠かせないテクニックとなります。というのも、カウントを用いなくては毎投手探りでアジの居場所を探らなければいけませんし、そんなことをしている間にアジのレンジが変わってしまい、いつまで経ってもアジの居場所を把握できず、結果として釣果に繋げられなくなってしまうから・・・です。アジングでは如何にアジにワームを見つけてもらうかが釣果を伸ばす鍵となるため、アジの居場所をいち早く把握するためにも、カウントは必須テクニックとなるのです。

カウントが上手くとれる人と取れない人、渋い状況下では下手すりゃ10倍以上の差が生まれることすらあります。上手い人が10匹釣っている間に、そうでない人は一匹しか釣れない・・・そう珍しいことではないため、その差を埋めるためにもカウントをマスターし、いち早く釣果に繋げていきましょう。

 

また、一度カウントにてアジの居場所を把握しても、アジはコロコロレンジを変えることが多いです。10秒のレンジで釣れていたと思えば、30秒のレンジまで一気に落ちる・・・ってこともあるため、アジからの反応を見ながら、臨機応変にカウントを取り直し、アジがいるレンジを追い直すことでより釣果を伸ばすことができるでしょう。

カウントダウンはジグヘッドの重さやワームの大きさなどを考慮する

アジングでは定期的なジグヘッドウエイトローテーション、ワームローテーションが釣果を伸ばすコツとなりますが、特にジグヘッドの重さを変えたときはカウントを取り直すことをおすすめします。ジグヘッドの重さが0.2g変わるだけでも沈むスピードに変化が出るため、ジグヘッドを変える度にカウントを取り直さないことには、カウントを取っている意味がなくなってしまいます。

また、ワームのサイズやリブの形状によって受ける抵抗が変わり、沈むスピードに影響することもあります。例えば1インチから2インチに変更した、リブのないワームからリブのあるワームに変更したなど、沈むスピードに変化が出そうな場合、カウントを取り直し、再度攻めるレンジを調整しましょう。

■アジングワームはリブのあるもの、リブのないもの2種類用意しておくことで、異なる反応を得られることが多い

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