メバルは月明かりが眩しいと釣れない・・・メバリングを楽しんでいる人にとって一度は耳に入れたことがあるお話だと思いますが、実際問題、月明かりがあるとメバルは釣れなくなってしまうのでしょうか？結論としては、「月明かりがあるほどメバルが釣れにくくなる」というのが答えですが、満月の日であっても新月の日であっても、釣り方を工夫することで問題なくメバリングを楽しむことができるため、今回は「メバリングと月の関係」について、まとめていきたいと思います。
満月の日はメバルが釣れない？月明かりが釣れない理由
冒頭でもお話した通り、月明かりが眩しい日（特に満月）はメバルが釣れない傾向にあります。もちろん、満月の日は絶対にメバルが釣れない・・・という話ではなく、新月の日に比べると「釣り難い」というお話です。そのため、満月か新月、いずれかに絞りメバリングを楽しむのであれば、圧倒的に新月の日をセレクトするほうが、より良い釣果を得ることができるでしょう。
ではなぜ、満月の日はメバルが釣れないのでしょうか？その理由としては、「月明かりにより、メバルの警戒心が高くなるから」他なりません。満月の晴天に釣りをすると分かりますが、ライトがいらないほど視認性が良く、メバルからすれば外敵から見つかりやすく、行動を制限しなければいけない状況となってしまうのです。
メバルの習性として、明るい時間帯は根や何かしらのストラクチャー、ボトム付近に付いていることが多く、夜の暗い時間帯になると表層付近まで浮き、捕食活動を積極的に行うようになるため、この習性を考慮した上で「メバリングは夜が主の時間帯」と言われているのですが、月明かりの眩しい日は、昼と同じような状況下となってしまい、本来であれば釣りやすい夜の時間帯が、釣れにくい時間帯となってしまうのです。
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月明かりのある日は、「デイゲーム」的な考え方で釣りをすればオッケー
では、月明かりが眩しい日は、どのようにメバルを狙うのが正解なのでしょうか？「満月の日はメバルが釣れない」よく言われることですが、釣り方を工夫することで問題なく楽しむことができるため、月明かりがある日の釣り方を考え、どんな月であってもコンスタントに釣果をあげられるテクニックを身に付けておくのが一番です。（ただし、やはり新月に比べると釣り難いのは事実）
月明かりのある日のメバリングですが、基本的な考え方としては「デイゲーム」に似た釣り方をするのが良く、簡単に言うと広範囲に撃っていくのではなく、メバルの付き場を探し、ピンポイントで撃っていく・・・というのが正解。例えばテトラ際であったり、ボトムべったりであったり、浮いているメバルを狙うのではなく、ジッとしているメバルの目の前にワームを落とし、口を使わせるイメージです。
また、月明かりのある日はメバルの警戒心が高くなっていることが多く、ちょっとやそっとじゃ口を使わないこともよくあります。そんなときは、0.3gや0.4gなど、超軽量ジグヘッドにワームをセットし、ドリフトしながらナチュラルに誘いを掛けるのが一番です。人的要素の加わった動きでは中々口を使わせるのが難しいため、自然の力を借り、より自然体に誘いを掛けていきましょう。
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新月は爆釣のチャンス？月明かりが暗い日はやはり良く釣れる
満月の日はメバルが釣れ難くなりますが、反対に夜が闇に包まれる新月回りは、メバリングに最適な要素が盛りだくさんです。暗くなるほどメバルの警戒心が緩くなるため表層付近に浮きやすく、メバルが表層に浮くと言うことは、キャストしてただ巻きだけで釣れるということになるため、初心者であっても上級者であっても、コンスタントなメバルの釣果をゲットできることでしょう。
場合によっては10匹、20匹と数釣りを楽しむことができますし、25cm以上の良型メバル、30cm以上の尺メバルも、新月回りのほうが釣れやすいと言えるため、休日と新月が重なるときは、ぜひともメバリングを楽しみに海へ出かけちゃいましょう。（新月でなくても、月明かりがそこそこな日は同様です）
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月明かりが眩しい日は「ソリッド系カラー」が有効的なケースが多い
月明かりが眩しい満月に近い日のメバリングは、ワームカラーも意識するべきです。経験上、ワームカラー１つ変えるだけで信じられないほどの釣果を得ることができることが多いため、よりストイックに考えることでより良い釣果を得ることができるでしょう。
では、月明かりのある日は何色のワームカラーが最適なのか？もちろん、クリア系、グロー系、ケイムラ系、このようなカラーが効くときもありますが、これまでの経験上最も月明かりのある日に有効的だと感じているカラーがブラックなどの「ソリッド系カラー」です。つまり、光を通さないカラーが最適だということです。
ブラックなど、光を通さないカラーは水中でのシルエットがハッキリしやすく、月明かりがある日にこそその実力を発揮できるようになるため、いつやるの？いまでしょ！的に、月明かりのある日こそ使ってもらいたいカラーです。もちろん、ソリッド系カラーがダメなときもありますが、ローテーションの１つとして持っておくと何かと有利に事を進めることができるため、バリエーションに加えておくことをおすすめします。