根掛かり撲滅!!ルアーロストなしでシーバスをゲットしよう!対策方法まとめ!!

今回は、シーバスゲームにおけるお財布泣かせな「根掛かり」についてのまとめです。シーバス用ルアーは安くても1000円、高ければ3000円もする高価なアイテムとなるため、根掛かりによるロストは、身を削る思いをすることになってしまいます。また、水中にルアーというゴミを残すことにもなるため、できる限り根掛かりを無くす・・・この考え方が、全てのシーバスアングラーの思いでしょう。

では、シーバスゲームにおいてルアーの根掛かりを避ける方法はあるのでしょうか?もちろん、100%根掛かりを避ける方法など、明日3億円を確実に手に入れる方法と同等レベルに不可能なことなので、「ある程度根掛かりを避けるための対策方法」について考えてみようと思います。

ボトムを攻めない!これが根掛かりしない率99%の対策方法

元も子もない話をすると、シーバスゲームにおいて根掛かりを99%避けるためには「ボトムを攻めない」ことが最適案となります。根掛かりの原因は、文字通り根にルアーが引っ掛かることで起こるため、根のない表層付近を攻めることで、根掛かりを可能な限り少なくすることができるのです。残り1%は、ピックアップで足元に根掛かりする、表層に浮いているゴミに根掛かりする・・・などがあるため、99%とさせてもらいました。

しかし、シーバスがボトム付近にいるときに表層を攻める行為は、ホームベースから3塁側に走るほどは滑稽な行為であり、つまり「釣れない状況下を自ら作り上げていることになる」と言えるため、根掛かりを過剰に恐れた釣りはシーバスの釣果を伸ばせない要因ともなるため、その辺りとの折り合いを付け、攻めるレンジを決めていくことが大事です。

水深に合わせたルアーウエイトをセレクトする

シーバスゲームにおいて根掛かりが頻発する人に見られる傾向として、水深にそぐわないルアーウエイトをセレクトしている・・・という事例があります。つまり、重たすぎるルアーを使っているため、根掛かりが多くなっている・・・ということですね。例えば、水深2mほどの場所で26gの鉄板バイブを使う←これでは、根掛かりが増えても仕方ありません。

水深の深い場所であれば20g前後のバイブレーションなど、水深の浅いシャローエリアでシーバスを狙うときは10g前後でフローティングタイプのルアーを使う・・・などなど、水深に応じたルアーウエイト、種類を選定することで、根掛かりしてしまう可能性を可能な限り少なくすることができるでしょう。

根掛かりに対し合わせを入れないことも大事

シーバスゲームでは、どれだけ気をつけていても根掛かりするときは根掛かりしてしまいます。しかし、根掛かりをしたからと言って必ずしもルアーロストすることはなく、強いていうとルアーを回収さえできれば、根掛かりしてもさほど問題ではないと言えるでしょう。

根掛かりによるルアーロストが多い人の特徴として「根掛かりをシーバスのアタリと勘違いして合わせを入れる」というものがあり、つまり自らの手で根掛かりを悪化させてしまい、回収不能になってしまう・・・と、なんとも元も子もないことをしてしまっている人が多いのです。確かに、慣れない内は根掛かりを魚のアタリと勘違いしてしまうこともありますが、魚のアタリと根掛かりの感触を似て非なるものと言えるため、この辺りは慣れと経験によりカバーしていくしかありませんね。

 

また、根掛かりしたときにロッドを煽り、無理やり外そうとしている人をよく見かけますが、この行為は更に根掛かりを悪化させる可能性のある行為だということを認識しておいたほうが良いです。根掛かりしてしまった・・・そんなときは一呼吸置き、少し横にズレ、角度を変えてテンションを掛けてやる、ロッドを前に出しラインテンションを抜き、根からルアーを交わす・・・などなど、落ち着いた対処を行うことで、より根掛かりからの回収率が高くなることでしょう。

フックを変更するのも一つの手

シーバスがボトムにいる場合や、根の多い場所でシーバスを狙うときは、フック交換を行うことで根掛かりリスクを減らすことが可能です。具体的に言うと、トレブルフックをダブルフック、シングルフックに変え、針の数を減らすことで根掛かり確立を少し緩和させることが可能です。

また、敢えて強度の低いフックに付け替えることも一つの手です。フックの強度を弱くすることで、根掛かりしたときに針を伸ばして回収することができるため、どうしても根掛かりロストを防ぎたいときは、使うラインやショックリーダーの号数を太くし、引っ張ることでフックを伸ばすことができる状況下にしておくと回収率を高めることが可能となります。しかし、言わずともシーバスにフックを伸ばされてしまうリスクも高くなるため、その辺りのバランスを考慮し、フック交換を行うことをおすすめします。

根の多い場所はなるべく避けるべき

詰まる所、シーバスゲームで根掛かりが起こる原因は「根の多い場所で釣りをしている」からであって、根の少ない場所で釣りを楽しむことで、理屈的には根掛かりを100%に近い状態に持っていくことが可能です。例えば、底にタイヤや自転車が沈んでいるような場所であったり、屈強な海藻が生い茂っている場所であってり、大きなゴロタがゴロゴロとしている場所であったり。このような場所は、問答無用で根掛かりリスクが高くなってしまいます。

一方、底質が砂地など、根のない場所であれば実質根掛かりすることなく釣りを楽しむことができるため、根掛かりを可能な限り少なくしたい・・・そのような場合、シーバスゲームを楽しむ場所の底質も意識した上で、場所選びをしていきましょう。

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