シーバスロッドおすすめ11選!【大満足な釣果を得る】そのための道具選びを極めよう

今回は、シーバスゲームを楽しむ上で欠かすことができない「シーバスロッド」選びについてのまとめです。長さや硬さなど、シーバスロッドの選び方や、ツリネタ編集部激選おすすめロッドを紹介していこうと思いますので、シーバスロッド選びで迷っている・・・そのような方は、ぜひ参考にして頂ければと思います。

シーバスロッドを選ぶ上で意識すべきこと

シーバスロッドは各社から沢山のシリーズがリリースされており、そのスペックの細分化され多種多様となっています。その中から自分の釣りにあった一品を見つけることはそう簡単な話ではないため、まずは「シーバスロッドを選ぶ時に意識しておきたい点」を考慮し、ロッド選びの基礎を作り上げていきましょう。では、シーバスロッドを選ぶときはどのような点を意識すべきなのか?まとめてみます。

・ロッドの長さ
・ロッドの硬さ
・使うルアーの重さ

シーバスロッドを選ぶときは、上記3点を意識することで、自分が使うべきロッドが見えてくることになるため、まずはこの3点について事細かく探っていきましょう。

ロッドの長さを考える

操作性や魚とのやり取りを考慮する意味で、ロッドレングス(ロッドの長さ)は非常に大事な項目となります。ロッドの長さはft(フィート)で表されることになり、1ft=約30cmと考えておけばオッケーです。シーバスロッドの場合、7ft〜10ftの幅で用意されていることが多く、釣行場所によっては11ftなど、長いレングスを保有したシーバスロッドをセレクトすることもあります。

では、シーバスロッドの長さを決めるときは、どのような点を意識するべきなのか?考える点は「飛距離」「魚とのやり取り」「釣行場所」の3点で、一般的な考え方としてはロッドレングスが長いほうが飛距離が伸びる傾向にあります。少しでも飛距離を稼ぐことが大事な要素となる大規模河川やサーフなどでシーバスを狙うときは、9ft〜11ftクラスの長さを選ぶことが一般的です。

 

次に魚とのやり取りですが、シーバスはその見た目からも分かるように非常に強烈なファイトで釣り人を楽しませてくれます。また、エラ洗いによる抵抗も見せるため、どうシーバスとやり取りするかが、釣り人の腕を試される点でもあるのです。そこで重要なのがロッドの長さで、ロッドが長くなるほど魚の引きに対し溜めを作りやすくなるため、余裕を持ったファイトを展開することができます。

反対に、レングスが短いロッドの場合は溜めが作りにくくなるため、魚との駆け引きが難しくなると言った傾向があるため、より魚の引きを順従にイナしたい場合、9ft〜ほどの長さを選ぶほうが何かと得策です。しかし、長くなるほど操作性が落ちるため、その辺りの兼ね合いをお忘れなく。

 

そして最後に「釣行場所」ですが、ロッドの長さを決めるときは「釣行場所の足場の高さ」を考慮します。海面から足元までの距離が短い場合、短いレングスでも大丈夫ですが、高さが5m以上あるような場所や、テトラ帯での釣りがメインとなる場合、長さのあるロッドを使わないことには、まともに釣りを楽しむことができなくなってしまう恐れがあります。

このように、足場の良し悪しでもロッドレングスの選び方が異なってくるため、まずは自分が行くべき釣行場所の特徴を考え、揃えるロッドの長さを導き出していきましょう。

ロッドの硬さを考慮する

シーバスロッドには、MやML、Lと言った表記により「ロッドの硬さ」が定められており、使う状況下によってロッドの硬さをセレクトできるようになっています。では、シーバスロッドの硬さを選ぶときは、何を基準に決めることが正解なのでしょうか?

まず、大前提としてシーバスロッドの硬さは「ML」が基本の軸と考えて下さい。とにかく初心者で、扱いやすいシーバスロッドを探している・・・そのような方は、深く考えずML(ミディアムライト)クラスの硬さを選ぶことが一番です。というのも、シーバスではミノーやシンキングペンシルなど、比較的自重の軽いルアーを使うことが多くなるため、硬すぎず柔らかすぎないロッドが一番適しているのです。柔らかいロッドだと大きなシーバスを釣れないんじゃ・・・と不安に感じる人も多いでしょうが、MLクラスの硬さがあれば80cmアップのシーバスを寄せてくることも可能なため、圧倒的にパワー負けすることはない!と認識しておいてオッケーです。

 

では、反対にLの柔らかいシーバスロッドはどのような状況下で必要なのか?という点ですが、Lクラスの硬さを必要とするのは「よりフィネス寄りの釣り」を展開するときであり、〜10g程度のルアーを扱うときは、Lクラスの硬さがおすすめです。しかし、バイブレーションなどの早巻き系ルアーの扱いには向いていません。

反対にM(ミディアム)クラスの硬いロッドを使う状況下はどのようなときか?これは、外洋に面するように潮通しが良くある程度の水深がある場所で、バイブレーションや鉄板バイブなどを用いゴリゴリの釣りを展開するときに必要な硬さであり、ミノーやシンキングペンシルを扱う釣りを展開する場合Mクラスの硬さはオーバースペックとなり、扱いに難が出ることでしょう。

使うルアーの重さを考える

ロッドの硬さと比例しますが、シーバスロッドには「投げることができる推奨ルアーウエイト」が設定されています。つまり、10gのルアー、20gのルアー、30gのルアー、重さによって適したロッドがあるため、自身が使うルアーウエイトを考慮し、使うロッドをセレクトすることも大事です。

ある程度の基準をまとめておくと、7gなどの軽いルアーを扱う場合はLクラスの硬さ、〜20gまでのルアーを扱うときはMLクラスの硬さ、それ以上のウエイトを扱う場合はML〜Mの硬さをセレクトする・・・このような認識でオッケーです。

おすすめシーバスロッド11選

最後に、ツリネタ編集部おすすめのシーバスロッドをまとめていきたいと思います。値段が高いものから安いものまでを紹介していきますが、値段については後回しにし、長く愛用できる自分にあったロッドを選ぶことが大事な要素となるため、安い高いも大事ではありますが、「よりフィーリングの合うシーバスロッド」を探し、より快適なシーバスゲームを楽しんでいきたいところです。

メジャークラフト クロステージシーバス
Major Craft(メジャークラフト)

メジャークラフトからリリースされているシーバスロッドで、とにかくコストパフォーマンスが良いロッドとなっています。深くはこだわらないけど、必要最低限以上のスペックは欲しい・・・そんな方は、クロステージシリーズから始めてみてはどうでしょうか?

メジャークラフト ソルパラシーバス
Major Craft(メジャークラフト)

クロステージより安価な価格設定となっているロッドで、入門用としては「これで十分」というほどのスペックを保有しています。安かろう悪かろうのイメージが付き纏いますが、決してそんなことはなく、コストとパフォーマンスの両面を考慮したい人にとって、これ以上リーズナブルなロッドは他にないでしょう。

ダイワ シーバスハンター

名前を見ての通りシーバスゲームに特化したロッドとなっており、コスト面を考えても入門用に最適なロッドとなっています。ダイワ「ブレーディングX」搭載で、その値段からは考えられないほどのパフォーマンスを秘めているシーバスロッドです。ダイワ派の入門機としてセレクトする人が多いですね。

ダイワ ラテオ

ダイワがリリースする本気のシーバスロッド、それが「ラテオ」シリーズです。シーバスハンターに比べると少しコスト面が高くなりますが、そのスペックは本物で、感度、操作性、どれを見てもシーバスゲームに特化したロッドとなっています。ハイエンド機種は買えないけど、良いものを使いたい・・・そんな人におすすめのロッドです。

ダイワ モアザンシリーズ
ダイワのフラッグシップモデルに位置するシーバスロッドで、正直値段面を見るとかなりの高額です。しかし、その性能は限りなくシーバスゲームに特化しており、とにかく質の良いロッドが欲しい・・・そんな人は、モアザンシリーズで本気のシーバスゲームを楽しむのもありなのではないでしょうか?

シマノ ディアルーナシリーズ

シマノのシーバスゲームエントリーロッドであり、非常にコストパフォーマンスの良いロッドとなっています。より軽く、より強くをキーワードに作られているロッドで、操作性良くシーバスの引きに柔軟に対処できるスペックを持ち合わせているため、ロッドの力をフルに活用し、シーバスゲームを楽しむことができるようになっています。

シマノ ルミナス

ディアルーナの一つ上のモデルとなっており、素材には軽量高感度を実現するための「マッスルカーボン」が採用されています。とにかく高スペックなロッドを用いシーバスゲームを楽しみたいシマノ派の人におすすめなロッドです。

シマノ エクセンス

シマノがリリースするシーバスロッドフラッグシップモデルとなっており、非常に高性能なロッドとなっています。とにかく質の良いものを使い、全力でシーバスゲームに挑みたい人はエクセンスシリーズを使い、シーバスをゲットしてみてはどうでしょうか?

ジャクソン オーシャンゲートシーバス
ジャクソンからリリースされているロッドで、初心者の方でも手軽に本格的なロッドを手に入れてもらいたい・・・その思いから、低コストで本格的なシーバスロッドをリリースしてくれています。デザイン性も良く非常に人気なロッドのため、オーシャンゲートからシーバスゲームへエントリーしてみてはどうでしょうか?

ヤマガブランクス アーリープラス
ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)

ヤマガブランクスからリリースされているアーリープラスシリーズは純国産製で、非常に質の良い作りとなっています。粘りのあるブランクですが、バットパワーはしっかりしており、しなやかながら大型シーバスにも対応できるバランスの良い作りとなっているため、広く活用することができるシーバスロッドです。

アピア フージンRベストバウアー
アピアからリリースされているシーバスロッドの中でもコストパフォーマンスが良く、軽量感と剛性を意識した作りとなっているため、非常にバランスの良いロッドに仕上がっています。振り抜け、操作性、シーバスとのファイト性能、どれを見ても好バランスとなっているため、初心者の方でも扱いやすいロッドであることは間違いないでしょう。ちなみに著者がメインで使っているロッドでもあります。

関連記事一覧