青物とのファイト(やり取り)のコツまとめ!バラシを少なく釣果を伸ばそう!

今回は、ショアジギングにて釣れた青物との「ファイト(やり取り)」のコツをまとめていきたいと思います。せっかく掛けた青物をバラシてしまうほど悲しいことはありませんし、釣果を伸ばすにはバラシを起こさないようなファイトを心がけ、丁寧なやり取りが功を分けます。

では、青物のバラシを少なく確実なファイトを行うには、どのようなやり取りが好ましいのか?具体的にまとめます

バラシを少なくするにはしっかり合わせることが大事

掛けた青物とのやり取りを終え、確実にランディングするまでの絶対条件として「確実に合わせを入れる」というものがある。つまり、アタリがあればバシッと力強く合わせを入れ、青物の口へしっかりフックを貫通させることがバラシを減らすために最も必要な要素だと言えるのです。

力強く合わせを入れると上手く乗らないかもしれない。そう不安を感じることもあるでしょうが、合わせてすっぽ抜けるほどのアタリであれば、恐らくファイト中のバラシ率がグンと上がることでしょう。つまり、合わせを入れて乗らないアタリであれば、気にせず次の機会を待っていこう・・・ということ。

メタルジグを使っていると、メタルジグを動かすためのロッドアクションが合わせとなり、そのままファイト(やり取り)に持ち込む人が多いように感じます。もちろん、それでキャッチできることもあるでしょうが、確実なやり取りを求めバラシを少なくするには「追い合わせ」を入れ、しっかりフッキングさせることが大事です

やり取りは竿を立ててロッドのしなりで寄せてこよう

釣れた青物とのやり取りを行うときは、ロッドを寝かせるのではなく立てた状態にしており、ロッドのしなりを上手く使い青物を寄せてくることが一番です。焦りのせいか力づくでやり取りを強行しようとする人がいますが、これではロッドやラインなどあらゆる箇所へ要らぬ抵抗が掛かり、結果としてバラシてしまう可能性が高くなる。青物とファイトするときは、焦らず冷静にが鉄則

最近の竿は非常に有能であり、強烈な青物の引きに対しても柔軟に対処してくれ、アングラー側の負担を減らしてくれます。しかし、あまりに時間を掛けすぎるとバラシ率が高くなるため、力任せにファイトせず、しかし冷静かつ素早くやり取りを行う、これがバラし少なく青物を狙うときの鉄則です

ラインテンションオフはバラシの原因

青物とのやり取り中、ラインテンションを抜くことは自らバラシ率を高めてしまう行動だと考えておいたほうが良いでしょう。青物とのファイト中にラインテンションを抜くと、魚の口からフックがハズレやすくなってしまう、歯が鋭い青物であればラインブレイクの可能性が高くなる、青物とのやり取りにてラインテンションを抜くメリットが一つもないため、一定のラインテンションを掛けなながら上手くやり取りを行うのが釣果を伸ばすコツ

また、ラインテンションを掛けすぎるとラインブレイク、テンションが掛かり過ぎることによるバラシも考慮できるため、リールの「ドラグ機能」を用い、上手く調整することが大事。ドラグとはある一定の負荷が掛かるとラインを送り出してくれる機能であり、強烈な引きを持つ青物とファイトするときの必至機能です。しかし、ヒラマサなど一気に寄せてこなければ形勢が悪くなる青物の場合、ドラグをガチガチに締めて一気に寄せてくることが大事

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横に走られるとお祭り騒ぎになる可能性が

サイズが小さな青物ならまだしも、60cmを超える青物がヒットした場合、一気に横方向へ走られることも考えられます。ファイト中、横方向へ走られてしまうと、混雑した釣り場であれば横の釣り人とラインが絡んでしまう「お祭り」が起きてしまい、せっかく掛けた青物をバラシてしまう可能性が高くなると同時に、釣り人同士でのトラブルに発展してしまう可能性も高いです

混雑している釣り場での青物のやり取りは、比較的ドラグを締めておき、青物にラインを出されない工夫を取ると同時に、やり取りにて青物を横に走らせない工夫が大切です。難しいことではありますが、青物に進んでほしくない方向と逆方向に力を加えることで、ある程度動きをコントロールすることは可能。

ランディングはタモを活用しよう

小さな青物であればヒョイと抜き上げるランディングで大丈夫ですが、サイズが大きな青物になると抜き上げはロッドに大きな負担が掛かりますし、抜き上げでのラインブレイクが起きる懸念もある。ランディングミスによるバラシほど精神衛生上良くないことはないため、釣れた青物とのファイトが終わり、ランディングするときは「タモ(ランディングツール)」を確実に使い、確実に青物をキャッチしていきましょう

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