チニングで釣果を伸ばすためには、「釣行する時間帯」が凄く大事なキーポイントとなります。凄く大事なことなのでもう一度言いますが、チヌをコンスタントに釣るためには、釣りに行く時間帯を絞ることが凄く大事なのです。
では、チニングを楽しむ時間帯は一体何時頃が良いのか？朝が良いのか？それとも昼？いや、夜の時間帯がいいの？そんな疑問にお答えすべく、チヌを狙わせたら世界最強！？ツリネタ編集部チニングライターが全力で「チニングを楽しむ時間帯」について解説します
夜の時間帯が最強！警戒心が薄くなるナイトゲームは爆釣必須！？
結論から言うと、チニングに最も適した時間帯であり、最もコンスタントにチヌが釣れる時間帯は「夜」の時間帯です。夜の何時が良いのか？という点に関しては潮の満ち引きによるものが影響するため何とも言えませんが、夜の時間帯でなおかつ潮が動いている、動き始める時間、潮止まりちょっと前など、潮が比較的動きを出している状況でエントリーすると尚良でしょう。ちなみにツリネタ編集部では潮の動きはあまり気にせず、夜に現地入りし、釣れるまでやるというスタイルを貫いています
では、なぜ夜の時間帯がチニングに適しているのか？という点ですが、これはチヌが「警戒心の高い魚」だということが挙げられます。つまり、昼の時間帯ではルアーを見切ってしまい、得体の知れないルアーにアタックしてくることが少なくなり、結果として「昼の時間帯はチヌを釣るのが難しい」となるのです。夜は視認性が落ちるため警戒心の強いチヌがルアーに対しガツガツと積極的にアタってくる時間帯のため、とにかくイージーなチニングを楽しみたい・・・そんな人は夜の時間帯にてチニングを楽しんでみましょう
そして、夜の時間帯にチニングを楽しむときは「ボトムのズル引き」による釣り方がベストです。チニングにおけるボトムズル引き戦略は他のページにて超具体的にまとめてあるため、そちらを参考にどうぞ
■夜チニングに効くルアー
| ・ズル引きでの釣り方超まとめ |
やはり「まずめ」の時間帯はよく釣れる
釣り人なら誰でも知っている「まずめは釣り最強の時間帯」説。これはチニングにも当てはまります。まずめの時間帯はチヌの動きが活発になることが多く、特にイワシが湧いているような状況下ではバイブレーションやメタルバイブなど、ファーストリトリーブが主なルアーに対して積極的にアタってくることも。まずめの時間帯にシーバスを狙っていてチヌが爆釣した・・・よく聞くフレーズですね
言わずともまずめは「チヌがよく釣れる時間帯」となるため、スケジュールがあうのなら、夕マズメ、朝マズメの時間帯を積極的に狙っていきましょう。恐らく、良い結果に繋がるはずです。ん？まずめってなに？そんな人は「→まずめは何時？」のページにてご確認を
昼はチヌが釣れない？釣り方次第でなんとかなるかも
先程もお話したように、昼の時間帯はチニングにとって厳しい戦いを強いられることになるでしょう。なぜなら、チヌから見たルアーに対する警戒度がマックスになり、所謂「ズル引き」のようなナチュラリーに口を使わせる釣りではうんともすんとも言わないことが多いのです。では、昼の時間帯はチニングが全くもって成立しないのか？
となるとそうでもなく、釣り方次第ではデイゲームでのチニングを成立させることは可能です。所謂「ボトムワインド」での釣り方にてリアクションバイトを狙う方法であれば、警戒心の高いチヌにも強制的に口を使わせることができます。ダート系ワームやメタルジグなど、素早い動きに対応したルアーを使い、ボトムから跳ね上げて見せ、その動きに抗えないチヌが口を使ってくる・・・このような算段ですね。ボトムワインドにてチヌを狙う釣り方は別ページで具体的にまとめてあるため、そちらを参考にどうぞ
合わせて読みたい| ・メタルジグでチヌは釣れるの？ |
| ・ボトムワインドでチヌを釣る！ |
夕マズメ〜夜、夜〜朝マズメの釣行スケジュールを組み込もう
結局、チニングにてコンスタントな釣果を得るためには何時〜何時の時間帯に釣りすればいいのか？この問に関するツリネタ編集部の結論としては、「まずめを絡めた夜」に釣行スケジュールを立てることがおすすめだと考えています。やはり釣りのゴールデンタイムであるまずめの時間を逃すのは惜しいですし、時間的な都合が合うなら、朝まずめ夕マズメどちらかのまずめを絡めるほうが良いでしょう
また、長くチニングを楽しんでいて思うのが「チヌは神出鬼没であり、釣れる時間帯にムラがある」ということ。この時間帯、この潮の感じだと爆釣必須！と釣りに向かってもダメなときは全くダメで、こんな潮回りじゃ・・・というときに限り爆釣することもある。どんな釣りでもそうですが、釣れる時間帯には必ずムラがあるものなので、結果的には「夜の時間帯で、反応が良くなるまで粘る」のが最強かと
ただし、チヌの魚影が濃い場所限定の話ではありますが。チニングでは水深の浅いシャローエリアで、チヌのベイトとなる甲殻類が多い、根があまりない（ズル引きで根掛りが多発しない程度）と、コンスタントに釣れる場所が限定されます。逆に言うと、その条件にバッチリハマった場所を見つけることさえできれば問題なくチヌは釣れますし、夜の時間帯であれば比較的イージーに釣果を伸ばせることでしょう
夜の時間帯にて釣れるルアーでチヌを釣ろう！
夜の時間帯にチニングを楽しむ場合、「ズル引き」に特化したルアーを使う必然性が出てきます。ズル引きに対応したルアーでないとチヌの反応が悪くなりますし、根掛りだらけで釣りをしてるどころじゃないレベルで成立しないことも。夜の時間帯にてチニングを安定して楽しむためには、「ボトムコンタクトに優れている」「根掛り回避性能が高い」「アピール力が比較的高い」この3つの条件を満たしたルアーを活用していきましょう
では最後に、夜の時間帯におけるチニング最強ルアーをご紹介
■ジャクソン ちぬころり
■アピア チヌパラ
