チニングでミノーを使う！クロダイ狙いの使い方とおすすめ5選！

2020.04.17
チニング

チヌはズル引きやボトムワインドなど、ジグヘッド＋ワームの組み合わせで狙うことが多い釣りではあるが、実はミノーなどのハードプラグにも好反応を見せてくれる魚です。特にミノーはリップが付いている関係上巻くだけでアクションしてくれ、ルアー釣り初心者の方であっても比較的簡単に扱うことができるため、チニングの取っ掛かりとしてもおすすめです

ただし、どのような状況下でもミノーでのチニングを楽しむことができるのか？となればそうではなく、使う場所や状況下、釣り方などがあるため、今回は「ミノーでチニングを楽しむ」ための具体的ノウハウをまとめていこうと思います

チニングにてミノーを使うタイミングは、チヌが小魚を捕食しているとき

ご存知の通りチヌは雑食性が強い魚です。見境なく何でも捕食する魚のため、貝類や甲殻類、小魚まで、その場にあり最も捕食しやすい獲物を選び捕食しているのでしょう。

チニングにおいてミノーを使うタイミングにて最も大切なのが「チヌが捕食しているベイトの種類」であり、具体的に言うとチヌがイワシなどの小魚を捕食しているタイミングこそがチニングにてミノーを使う一番のタイミングです。例えば、チヌが甲殻類を捕食しているときはミノーよりもワームのほうがマッチザベイトを演出でき、絶対的に釣果が伸びるでしょう

小魚に付いたチヌの近くにミノーを通してやるとガツン！と引ったくるようにヒットするため、ズル引きなどのでのチニングとは一味違う釣りを楽しめるため、ぜひ一度挑戦してみましょう

春〜夏、幅広い時期をカバーできる

基本的にチヌは一年中狙うことができる魚ではあるものの、やはり水温が下がる冬の季節はオフシーズンとなり、ミノーでチヌを狙うのにもやはり冬は不向きと言わざるを得ないでしょう。しかし、冬以外の時期であればコンスタントにミノーでのチニングを楽しむことができるため、ワームの釣りと平行してミノーでのチニングを楽しんでみることをおすすめします

特におすすめな時期は夏〜秋に掛けてであり、この時期はベイトフィッシュとなる小魚が大量に入り込んでくる傾向です。こうなるとチヌのボルテージは最高潮に高くなり、当然ミノーへの反応もよくなるため、上手くいけば1釣行で二桁釣果も夢ではないでしょう。

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水深が浅い河口などで活用するほうが良い

濁りがあるとチヌが釣れやすい？

ミノーはリップが付いている関係上、巻くことで一定のレンジまで潜らせキープしながら引いてくることが容易です。しかし、それは同時に攻めることができるレンジが限定化されていることでもあり、つまり深すぎるレンジ攻略には向いていないということになる。そのため、チニングにおいてミノーを活用するためには「水深が浅い」ことが絶対条件となる

というより、チニングでは水深が浅い場所がスタンダードとなるため、いつもチニングを楽しんでいる場所があれば、その場所にてミノーを活用すればオッケー。港湾部などではなく、河口や運河などチヌの魚影が濃く水深が浅い場所が狙い目

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・大事！チヌが釣れる場所選び

ミノーでクロダイを狙う釣り方

ミノーにてクロダイ（チヌ）を狙う釣り方ですが、基本的には「ただ巻き」でオッケーです。スローリトリーブでドリフトさせるなど高度なテクニックは必要ではなく、チヌがいるであろう場所へキャストしレギュラーなリトリーブにて巻いてくるのが基本

例えばベイトフィッシュが湧いている場所であれば、高確率でその下にはチヌが付いています。そのベイトフィッシュを蹴散らすようにミノーを通してやるとガツン！とヒットすることもありますし、敢えて離れた場所へ入れ込み、ベイトフィッシュの下を通すようなイメージで引いてくるのもあり

巻きだけで食わない場合、チョンチョンとトゥイッチを入れてやることでリアクションバイトを狙うことができるが、基本的に余計な動きは付けず巻いてくるだけが最も効率よく釣果を最大化できる

シーバスとの釣り訳が難しい

チニングの実績が高い場所には高確率でシーバスがいる。ズル引きの釣りであればチヌとシーバスを釣り分けることができるが、ミノーでのチニングの場合、チヌとシーバスを釣り分けることが難しくなってしまいます。シーバスを狙っているとチヌが釣れ、チヌを狙っているとシーバスが釣れる、釣り人あるあるですね

もちろん、チヌもシーバスも釣れたら嬉しいターゲットではあるが、チニングを楽しむ以上チヌを釣ることが一番の目的のため、巻きスピードを調整する、通すレンジを変えてやるなどの工夫を入れ、シーバスとチヌをなんとか釣り分けられるようにしたいところ

ロッドはライトなシーバスロッドでオッケー

チヌをミノーで狙うときは、やはりミノーを使うに適したロッド選びが重要項目。チニングではチニング専用ロッド、もしくはメバリングロッドを流用し使うことが多いが、あくまでミノーを使うに適したロッドを選ぶのであれば、10g前後のルアーを軽快に扱うことができるライトなシーバスロッドが最高でしょう

ミノーはどうしても巻きの釣りがメインとなり、ズル引きをメインに扱うことになるチニングロッドでは不向きだと言えるし、メバリングロッドでは巻き重りに負けてまともに釣りができなくなる可能性だってある。もちろん、あくまで最適解は？という話ではあるが、ミノーでのチニングを楽しむのであればチニングロッドではなく、シーバスロッドを流用するのが良いでしょう

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