ポッパーでチヌを狙う!トップチニング最強おすすめアイテムまとめ!

チニングと言えば「ボトムのズル引き」での釣り方をイメージする人も多いと思うし、実際チニングで最もポピュラーな釣り方はボトムのズル引きであることは間違いのない事実でしょう。しかし、チヌはボトムワインドやプラグのただ巻きにも良反応を見せる魚ですし、今回のテーマである「ポッパー」を使ったチニングも、非常にメジャーな釣り方だと言えます

今回はポッパーにてチヌを狙う「トップチニング」の釣り方や基本、そしてツリネタ編集部がおすすめするチニング最強ポッパーをまとめていきたいと思います。トップチニングを始めるにあたり必要な情報全てと、おすすめポッパーを知りたい・・・そんな人は、ぜひご一読ください

トップチニングは「夏」時期に楽しもう!

チヌをポッパーで狙うのは夏の時期

ポッパーを使ったトップチニングは近年メジャーになりつつありますが、通年を通して使える釣法でないことを知っておきましょう。トップチニングが成立するのは、チヌが浅瀬によってくる時期であり、積極的に表層付近での活動が盛んになる「夏」の時期のみ通用する釣り方だと考えておくのがおすすめです

具体的に言うと、(地域により前後しますが)5月中旬頃からトップチニングが開幕し、8月いっぱいまで楽しむことができる、このようなイメージを持ち、トップチニングを楽しむ時期を決めてみるのが一番。パッと見てチヌの姿が見えるような浅瀬にチヌが入っていればチャンス!積極的にポッパーにてトップチニングを楽しみましょう

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ポッパーを使ったチヌの釣り方まとめ!場所選びも大事

ポッパーでチヌを釣る釣り方

まずポッパーを使ったトップチニングを楽しむためには「場所選び」が最重要項目となります。結論を言うと「チヌの姿が丸見えなほど浅い水深の場所」が理想的で、場合によってはチヌの背びれが水面から出ていることもあるため、目視にてチヌの姿を確認できる場所にてトップチニングを楽しむことを推奨します。当然、水深が深い場所はトップチニングに不向きなためNG

では、ポッパーにてトップを意識しているチヌを釣るにはどのようなテクニックが必要なのか?図を使い具体的にまとめます

  1. 着水の波紋が消えるまで待つ
  2. 連続したトゥイッチにてスプラッシュさせる
  3. チヌが後ろを追いバイトするため、上手く合わせを入れる

着水の波紋が消えるまで待つ

波紋が消えるまで待つ

ポッパーをキャストし着水した後、波紋が消えるまで一先ず待ちます。着水と同時にチヌが反応し即バイトしてくることもありますし、興味を持ちジッと見ていることもあるため、ここで一旦間合いを入れ様子を見ます。波紋が消えたら次のフェーズへ移行です

連続したトゥイッチにてスプラッシュさせる

トゥイッチにてポッパーを動かす

波紋が消えたと同時にロッドアクションにて「トゥイッチ」を入れ、ポッパーをダイブさせながら引いてきます。素早いトゥイッチというよりは、ポコ、ポコ、ポコ、ポコ、と1秒に1アクションをイメージし操作すればオッケー。弱すぎてもダメだし強すぎてもダメなので、ポッパーが飛び出ず、尚且音がしっかり出る程度の強さでトゥイッチを入れていきましょう

ポッパーの中にはアクションを付けずにただ巻きでイレギュラーアクションを起こせるものもあります

チヌが後ろを追いバイトが出るため、タイミングよく合わせを入れる

チヌがいる場所へポッパーを入れ込み興味を誘うと、水面からヒレを出しながらチヌが追っているのが見えることがあります。またバイトは目で見てバシャン!と出ることもあり、非常にスリリングで興奮度の高い釣りと言えますね。一度この経験をしてしまうと、中々トップチニングの魅力から抜け出すことができなくなるのが痛いところ

ただ、ポッパーへ出たチヌをフッキングさせるにはタイミングが大事。速く合わせを入れすぎると上手くフッキングせずスっぽ抜けとなる可能性が高いため、グッと重みが乗った後に合わせを入れましょう。また、ミスバイトが合ってもアクションを続けることで再度バイトしてくることが多いため、諦めず続けていくのが釣果を伸ばす鍵

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トップチニングにて使うロッド、リール、ラインのおすすめ

トップチニングではポッパーを軽快にアクションさせる必要性があり、それに伴ったタックルセレクトが大事な要素となります。では、ポッパーを使ったトップチニングではどのようなロッド、リール、ラインを使うことが好ましいのか?簡潔に考えてみます

まずロッドですが、ポッパーを軽快に操作するには長いロッドでは不利で、短いロッドのほうが好ましいと考えます。出来ればチューブラーティップのチニングロッド、メバリングロッドがおすすめですが、シーバスロッド、エギングロッドでも条件が揃えば流用することができるでしょう。

 

リールは2000番〜2500番の範囲でロッドとのバランスに優れたものを選べばオッケー、それほど高スペックなリールを必要としないため、そこそこスペックのリールがあればオッケー。ラインは必ずPEラインをセレクトし、太さは0.4号。このようなロッド、リール、ラインをセレクトすることで、問題なくポッパーを活用したトップチニングを楽しむことができるでしょう

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ポッパーのカラーは釣果に影響する?

ポッパーのカラーは何色がおすすめ?

トップチニングにおいて大事な要素は「如何にチヌの興味を引けるか」であり、その点を踏まえると使うポッパーのカラー選びも大事な要素の一つだと言えるでしょう。ただ、この色が良くてこの色がダメ・・・ということは一概には言えず、その日その場所に合ったポッパーの色を選ぶことが大事!というほうが語弊が少なくて良いでしょう

例えば太陽がカンカン照りであればフラッシング効果を期待できるキラキラとしたカラーが良い傾向、濁りが入っているならグローが効くかも?腹がピンクのカラーにしか食ってこない・・・など、当たりカラーは予測するのが難しいです。そのため、3つ4つ、異なるポッパーのカラーを保有しておくことがおすすめで、それでいてローテーションにてチヌの反応を見ていくことがよいでしょう

トップチニング最強おすすめルアー6選

最後に、ツリネタ編集部がこれ最強じゃない?と感じているチニングで使うおすすめポッパーをご紹介。順不同でまとめますので、自分に合ったポッパー選びにご活用下さい!

■ジャクソン RAポップ

最早チニングにおいて定番となりつつあるポッパー。コンスタントにチヌを釣るための最強ルアーと言ってもおかしくない実力を持っています

■メガバス ポッピングダッグ

黒鯛専用設計のポッパー。派手すぎないポップ音がチヌを虜に

■デュエル シルバーポップ

アクションさせることで、泡を含んだスプラッシュアクションを演出!チヌの目線を独り占めに

■シマノ ライズポップ

シマノからリリースされているチニング向けのポッパーで、ポップの強弱を使い分けることで釣果アップを目指せます。チヌが遠くにいるときは強く、追っているときは静かに

■ヨーヅリー 3DSポッパー

非常にバランスが良く、初心者にも使いやすいポッパー。チヌの反応良しです

■ブルーブルー ガボッツ

シーバス用ポッパーですが、シーバス狙っててチヌがよく釣れるためエントリー!ガボッとチヌを狙っちゃいましょう

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