チニングラインはこう選ぶ!PEラインかフロロを使おう!おすすめ5選

チニングでは比較的ライトな仕掛けを使うことになり、意外と繊細な釣りを展開する必要性があることから「チニングで使うライン」は慎重に選ぶべきだと考えています。つまり、チニングに合ったラインを選ぶことで釣果を伸ばせる可能性が高くなる・・・ということ

では、チニングで使うラインの選び方の基本はどのようなものか?PEライン、ナイロンライン、フロロカーボンライン、チニングではどのラインが適しているのか?今回は、チニングで使うラインの選び方についてまとめていきます

チニングで使うラインで重要視したいこと

チニングで使うラインを選ぶときは「チニングに必要なラインのスペック」をまず考える必要性がある。後述するが、チニングで使うラインは3種類あり、それぞれに異なる特徴があるため、自分が必要なラインスペックを可視化することで必然的に必要ラインが見えてくる・・・と言えます。

では、チニングにおいて必要なラインスペックはどのようなものか?具体的に見ていきます

  1. 感度性能
  2. 根ズレに強い
  3. 耐久性
  4. 操作性

主にチニングに必要とされるラインのスペックはこの4つ。では、この4つの必要な性能を頭に入れた上で、チニングで使うラインの種類について考えていきたいと思います

チニングで使うラインの種類を考える

前述したように、チニングで使うラインは3種類あり、その3つの中から自分に適したラインをセレクトすることになります。各ラインに異なる性能があるため、どのラインを選ぶかで釣果に良くも悪くも違いが出るため、慎重に選んでいきたいところです

チニングで使うべき3つのラインはこれ

  • PEライン
  • フロロカーボンライン
  • ナイロンライン

この3つの中から自分が思い描いたチニングを楽しめるよう適したラインをセレクトしていきましょう。では、それぞれの特徴を簡潔に見ていきます

PEライン

チニングを含む多くのルアーフィッシングにおいて最も活用されているラインが「PEライン」です。PEラインは伸びが少ないラインであり、そのため感度が良く操作性も良い、引っ張り強度も強い、ルアーフィッシングにおいて必要なスペックを兼ね備えている最強ラインと言ってもおかしくはないでしょう。また、他のラインに比べ細いラインをセレクトできるようになり、飛距離性能もピカイチ

しかし、根ズレに弱い、結束部が弱い、比較的高価、ショックリーダーが必要などと言った多くのデメリットも兼ね備えているため、その点を考慮した上でチニングへ活用していこう

フロロカーボンライン

フロロカーボンラインはPEラインより伸びがあるラインであり、そのため感度性能はそこそこ、引張強度はPEラインには劣るもののそれなりに強いラインです。フロロカーボンライン一番のメリットは「根ズレに強い」という点であり、この点だけを見るとPEラインを遥かに凌駕する性能を保有していると言えるでしょう

しかし、巻癖が付きやすくスプールに馴染みにくいというデメリットあり。チニングにおいては根がゴリゴリある場所にて活躍してくれるライン

ナイロンライン

ナイロンラインはこの3つの中で最も伸縮率があるラインであり、価格も安価であることがメリット。ライントラブルも少なく、これから釣りを始める人にとっては扱いやすいラインと言えるでしょう。しかし、伸びがあるため感度性能は他のラインに比べると顕著に悪くなり、操作性も悪くなるため近年のルアーフィッシングにおいてナイロンラインを使う人は減少傾向にある

ただ、伸びを活かした食い込みの向上、魚とのやり取りレベルの向上などメリットもあるため、敢えてナイロンラインを使っている人がいることも事実。この点を理解した上でチニングに活用していくのはあり

チニングではPEラインがおすすめ

以上、それぞれのライン特性を考えた上でチニングに適したラインを考慮するとすれば、やはり「PEライン」がチニングに適しているラインだと言えるでしょう。PEラインが持つ感度性能、操作性、強度は他のラインからの追従を許さないほど強靭なものであり、特に理由がなければチニングにおいてPEラインを活用していくことは必然的であり合理的

しかし、やはりPEラインは根ズレに弱いラインとなっており、根がゴリゴリしている場所で、なおかつラインと根が接触するような場所であればフロロカーボンラインを活用するのもあり。とは言ってもそれほど根の荒い場所でチニングを楽しむことはそう多くなりものと考えられるため、そう考えるとやはり「チニングではPEラインがベスト」だと言えますね

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チニングを楽しむ場所選びガイド

ラインの太さは何号か

チニングでは比較的軽い仕掛けを使うことになり、よりライトな釣り方であれば2g〜5gほどの仕掛けを、少し重たくなっても5g〜12gほどの仕掛けと、他のルアーフィッシングと比べると自重が軽い仕掛けを使うことになる。そのため、チニングで使うラインの太さは「比較的細いライン」を使うことが主流であり、太いラインを使うとたちまちパフォーマンスの低下を感じることになるため、言うならば【できる限り細いラインを使うのが正義】だと言える

では、具体的にチニングで使うラインの太さはどの程度か?という点ですが、2gや3gの仕掛けをメインで使うのなら0.3号のPEライン、〜10gほどの仕掛けを使うのであればPEライン0.4号の太さでオッケー。

0.3号や0.4号のPEラインでは細すぎないか?と感じる人も多いだろうが、強度的には何の問題もなくチニングを楽しめますし、50cmクラスのチヌがヒットしても純粋なファイトで切れることはないでしょう。というのも、近年ではロッドとリールの性能が良いため、ラインに掛かる付加を分散させることができ、細い糸でも難なくチヌとやり取りできるから。ほんと良い時代です

チニングライン太さの基準
PEライン 0.3号〜0.4号
フロロカーボン 6lb〜10lb
ナイロンライン 6lb〜10lb

PEラインはショックリーダーが必要!フロロは直結でオッケー

この2種類のラインを ショックリーダーとして活用しよう!

PEラインをチニングで使うには、必ず「ショックリーダー」を結束する必要性がある。というのも、PEラインは根ズレに弱いデメリットがあり、チヌの背びれにラインが触れた、根にラインが擦れたなど、PEラインが擦れることによりラインブレイクのリスクが高くなってしまうから。

ショックリーダーはフロロカーボン、ナイロンラインのいずれかを選択できるが、根ズレに強いという性質を得たいのであればやはり「フロロカーボン」リーダーを選ぶのが良いでしょう。チニングでのショックリーダーについては別記事で詳しくまとめているため、そちらを参考までにどうぞ

また、フロロカーボンラインをメインラインとしてチニングで使う場合、ショックリーダーは必要なく直結でオッケーです

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チニングのショックリーダーまとめ

チニングにおすすめPEライン5選

最後にツリネタ編集部が選ぶおすすめチニングPEラインをまとめていきます。順不同での掲載のため、チニングライン選びの参考までにご覧頂ければと思います

■シマノ ピットブル

シマノからリリースされているPEライン「ピットブル」は非常に安価であり性能も良し。4本編みと8本編みがあるが、チニングに関しては4本編みで十分

■よつあみ スーパージグマン

ショアジギングで使うPEラインのイメージだが、より強度強くチニングを楽しみたい、そんな人はスーパージグマンPEラインがおすすめ。質が良く長く使えます。

■デュエル アーマードコアF

アジ、メバル用のPEラインですが、より繊細にチニングを楽しみたいときにおすすめ。0.2号ほどの細糸を使い、2gや3gのジグヘッドを活用しチニングを楽しむときにおすすめ

■ラパラ ラピノヴァ マルチゲーム

ラパラからリリースされているPEライン。マルチゲーム対応ラインのため、当然チニングにも最適です。

■メジャークラフト 弾丸ブレイド

リーズナブルでお馴染みのメジャークラフトからリリースされているPEライン。チニングで使える必要スペックは余裕でクリアしているため、コスパ良くチニングを楽しみたい人におすすめのPEライン

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