チニングにリーダーは必要?長さや太さを知っておこう!おすすめ5選

チニングを含むルアーフィッシングでは、使うラインのデメリットを補うことを目的に「ショックリーダー」を結束することが多くなる。ショックリーダーとは、メインラインの先端に〜2mほどの強度や種類が違うラインを結束し、魚の引きに対するショックを吸収したり、根に擦れることによるラインブレイクを防ぐと言った意味合いがあり、時と場合によってはショックリーダーを結束することは必須条件となることがあります。

では、チニングではショックリーダーが必要なのか?という疑問が今回のテーマ。つまり、チニングにおいてリーダーは必要なのか?また、結束する長さやリーダーの太さは何号なのか?この辺りについて、具体的にまとめていきます

チニングにおいてリーダーは必須!PEライン使用時は確実に結束しておこう

チニングにおいてショックリーダーは確実に必要

チニングではメインで使うラインとしてナイロンライン、フロロカーボンライン、PEライン、この2種からセレクトすることになるが、余程のこだわりがない場合、PEラインをセレクトすることになり。チニングを楽しむ多くの方がPEラインにて楽しんでいるし、PEラインの感度性能、操作性、強度、どれを取ってもチニングにおいて最適と言えるため、PEラインを使いチニングを楽しむことがおすすめです

しかし、PEラインには「根擦れに弱い」「伸びがなく吸収力がない」このようなデメリットがあり、このデメリットを補うためにショックリーダーを結束することになる。つまり、PEラインを使ったチニングを楽しむ場合、リーダーの結束は必須条件となり、ショックリーダーなしでチニングを楽しむことは針を付けずに釣りを楽しむと同様だと考えておいたほうが良いでしょう

ショックリーダーとしてナイロンライン、フロロカーボンラインを結束することで擦れに弱い、ショックを吸収しない、これらデメリットが緩和されるため効率よくチニングを楽しめるし、何より釣果を伸ばす面で確実に必要な要素となる。PEライン直結はデメリットが多く、チニングではリーダーを必ず結束する、これが結論です

リーダーの種類はフロロカーボンライン、ナイロンラインの2種

この2種類のラインを ショックリーダーとして活用しよう!

チニングにおいてPEラインへショックリーダーを結束する場合、「フロロカーボンライン」「ナイロンライン」このいずれかをリーダーとして組み込むことが基本です。一般的にはどちらのラインであってもショックリーダーとしての役割を果たしてくれますが、両者ともに特性を知り、その特性におけるメリットを分かった上でチニングで扱うリーダーの種類をセレクトしていきましょう

まずナイロンラインをリーダーとして活用した場合、「安価」「伸び」この2つのメリットが得られます。ナイロンラインは非常に安価であり、またPEラインにはない伸縮率が高いため、チヌの引きに対し柔軟な対処を狙うことが可能です。伸びが必要な場合、ナイロンラインのショックリーダーを活用しましょう

そして「フロロカーボンライン」をリーダーとして活用した場合「根ズレに強い」「比較的伸びもある」この2つのメリットを得られます。伸縮率はナイロンより低めですが、PEラインと比べると圧倒的に伸びる。そして、PEラインの弱点である根ズレの弱さをカバーできる根擦れへの適応がフロロカーボンラインは圧倒的に良いため、根の多い場所などはフロロカーボンショックリーダーを活用するのが良いでしょう

チニングにはフロロカーボンリーダーがおすすめ!

以上、ナイロンラインリーダーとフロロカーボンラインリーダーの特徴を知った上で、チニングに適したショックリーダーの種類はどれか?となると、やはり「フロロカーボンのショックリーダー」がベストだと言えるでしょう。チニングでは根の荒い場所を攻めることが多々ありますし、そもそもチヌの歯やヒレなどでのラインブレイクも想定できるため、根擦れの良さは釣果に直結する大事なポイントとなる

伸びがあり根ズレに強いフロロカーボンリーダーはチニングに最適だと言えるため、PEラインを使ったチニングを楽しむときはフロロカーボンラインのショックリーダーを結束し釣果を伸ばしていきましょう

リーダーの長さはどのくらい?釣りを楽しむ状況に応じて決めよう

リーダーの長さについて

チニングにおけるショックリーダーの長さは、釣りを楽しむ状況にて判別することが基本です。ただ、大前提としてチニングではそれほど長くリーダーを取る必要はなく、長くても1mの長さを確保しておけば十分です。つまり、リーダーの長さで悩んだときは1mを基準に考えを固めていけばオッケー。

では、具体的にどれほどリーダーの長さを取るのが理想的なのか?ツリネタ編集部の見解をまとめます。まず、ショックリーダーの長さを決めるときは「根の粗さ」を元に決めるのが一番。極端に言うと、ボトム形状や山のように膨れ上がっていて、カキ殻だらけ・・・このようなケースではショックリーダーを2mとか3mとか、長く取らないことには根ズレによるラインブレイクが多くなってしまいます

 

しかし、チニングは水深2m以内の場所にて楽しむことが多く、ボトムズル引きやボトムワインドでの釣りが主となり、ボトム形状がそこまで派手にあれていることは稀、というよりそのような場所では釣りが成立しない。そのため、チニングでのリーダーの長さは50cmほどあれば十分であり、余裕を見ても1m取っておけば間違いない!というのが「ショックリーダーの長さ」に対する結論です

また、キャストするときは垂らしを付けますが、トップガイドにショックリーダーの結び目が入らない程度の長さに設定するのがオススメ。ガイドに結束部が擦れるとガイドが痛む原因にもなりますし、ライントラブルや飛距離減少の要因ともなる。そのため、チニングにおけるショックリーダーの長さを決めるときは「トップガイドへ結束部が巻き込まれない程度」を目安にするのもあり

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リーダーの太さは4lb〜10lbほど

リーダーの太さはどのくらい?

チニングで結束するリーダーの太さはメインラインの太さに応じてセレクトすることが一般的。太すぎるとルアーアクションに悪影響が出ますし、細すぎるとチヌとのファイトに難が出る。程よいリーダーの太さを選び、快適かつ確実な太さを選ぶことが理想的です。具体的に言うと「4lb〜10lb」までがチニングで使うショックリーダーの太さの適正範囲となります

そもそもチニングでは0.4号程度のPEラインを使うことが主となるため、10lbの太さでも太すぎるぐらい。0.4号のPEラインであれば、4lb〜6lbほどが理想値であり、ツリネタ編集部の総意としては(チニングで扱うラインシステムは)「0.4号PEライン+4lbフロロカーボンリーダー」これが理想的だと考えています。河川や運河などの場所でチニングを楽しむ場合、この程度の強度があれば十分です

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チニングにおすすめショックリーダー5選

最後に、チニングにて使うおすすめのフロロカーボンショックリーダーをまとめます。選定基準としては値段設定、扱いやすさ、チニングにて使っている人が多い、この辺りです。順不同で掲載しますので、ぜひチニングにおけるリーダー選びの参考にして下さい。※ご購入時は確実にショックリーダーの太さを見てから決めましょう

■デュエル カーボンショックリーダー

■メジャークラフト 弾丸ショックリーダー

■バリバス ショックリーダー ライトゲーム

■クレハ シーガーフロロショックリーダー

■ヤマトヨテグス フロロショックリーダー

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