チニング用ワームにはそれぞれ沢山のカラーラインナップが揃えられている。そもそも何故複数のカラーラインナップが揃えられているのか?を考えると、やはり釣りを楽しむ状況下によりチヌの反応が良いカラーが異なり、つまりワームカラーによる釣果の差が出るから・・・である
そこで今回は、チニングで使うワームのカラーは何色がベストなのか?という点について掘り下げ、シチュエーション別で考究していこうと思います。もちろんカラー選びに確実な正解はありませんが、ある程度の使い分け、選び分けは可能です
釣行時間によってカラーを変える!地味なカラーと派手なカラーを持っておけばオッケー
チニングで使うワームカラーの使い分けの基本として、釣行時間によって色を使い分けるというものがある。具体的に言うと昼と夜で使うべきカラーが異なり、昼は視認性が良いため警戒されにくいカラーを使う、夜は反対に目立たせないとダメなので派手なカラーを使う、このような具合でワームカラーセレクトをしていくことが基本です
もちろん、昼に派手なカラーが効くこともあれば、夜にナチュラルなカラーが効くこともあるため絶対的な選び方ではないが、時間帯別によるカラーの選び方の基本として
- 夜な派手なカラー
- 昼はナチュラルカラー
と考えておけば良いだろう。では、もう少し具体的に時間帯別のおすすめカラーについて見ていきます
昼なナチュラルカラーで攻めよう
出典:ジャッカル
昼に明るい時間帯は視認性が良く、つまりチヌからルアーが丸見えとなりチヌの警戒心が高くなってします。そのため、派手なカラーを使ってしまうとチヌの警戒心をより高くしバイトへ繋げにくいことから、一般的に昼は大人しめのナチュラルカラーを使うことがチニングの定説となっています
つまり、自然界に少ないカラー(ピンクなど)はさけ、ベイトフィッシュの色合いに似たワームカラーをセレクトすることにより、所謂「マッチザベイト」の状況を作りだしチヌの警戒心を解くことができる・・・という考え方
夜は目立つカラーがおすすめ
出典:ジャッカル
反対に夜はチヌからみたルアーの視認性が落ちるため、昼に比べるとチヌの警戒心が段違いに落ちる。チニングは昼の釣りではなく夜がメインの釣りだと称されるのもこのため。ワームカラーどうこうの前にチニングの難易度は夜のほうが圧倒的に低いため、特に初心者の方は夜の時間帯にチニングを楽しむことをおすすめします
夜の時間帯はチヌからの視認性が悪くなるため、とにかくワームをチヌに見つけてもらうことが先決。そのため、昼とは違い派手なカラーで視認性を上げ、ときにはグローカラー(夜行カラー)を投入するなどの工夫が必要
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濁りがある日はグローカラーが最適
昼夜問わず、海に濁りが入っているときは「目立つカラー」がチニングにおいて効果的なことは実証済みです。濁りがあるとチヌからの視認性が悪くなり、チヌがルアーを見つけにくいことになるため、派手なワームを使う、もしくはボトムワインドのような動きがある釣法にて目立たせることが有効的だと言えます
例えば濁りのある日は「グローカラー」が圧倒的に効くことが多くあるため、濁りが強い場所でチニングを楽しむときはグローカラーのワームをセレクトしてみてはどうでしょうか?
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迷ったら赤系カラーが鉄板
引用:ジャッカル
チニングの鉄板カラーとして「赤系カラー」がありますが、やはり赤色のワームはチヌの反応がコンスタントに良いです。カニなどの甲殻類をイメージしやすいのか、ガツガツアタってくるイメージですね。チヌはカニが大好物です
チニングワームには多くのカラーラインナップがあり「どのカラーを使えばいいのか分からない」と悩んでしまっている人は、深く考えずに赤系カラーを使っておけばまず間違いありません。その他にもナチュラルなカラー、派手なカラーを数色揃えておきローテーションして使っていくと、あるタイミングで釣れるカラー、釣れにくいカラーが分かれます。
回数を熟すことでその場所における最適なワームカラーが必ず見えてくるため、色々試してみて下さい