アジングで「リリース」はあり?持ち帰りサイズなど、考えてみる

アジングを含むルアーフィッシングでは「キャッチ&リリース」という一つの考え方があります。つまり、釣った魚を持ち帰らず、海に返す・・・ということですね。特に食味が良くない魚はキャッチ&リリースを適用しているアングラーが多いように感じます。

そこで今回は、アジングにおける「リリース」問題についてまとめていこうと思いますので、「釣れたアジは全て持ち帰るべきなのか?」「アジの持ち帰りサイズは?」など、アジングでのリリース問題に関心を寄せている人は、ぜひ参考にして頂ければと思います。

アジは凄く美味しい魚!釣れたアジはリリースせずに持ち帰ることをおすすめします

食味に関しては人それぞれ好みがあるでしょうが、アジは「大衆魚」の一員であり、古く昔から人々に愛され、好んで食されてきた魚です。当然、アジは凄く美味しい魚であり、刺し身やなめろう、アジフライや南蛮漬けなど、料理のレパートリーも多く、最早「主食でも良いんじゃないか?」そう思えてしまうほどは美味しい魚のため、釣れたアジはリリースせず、持ち帰って美味しく頂くことをおすすめします。欲張って持ち帰り過ぎてしまうと「捌き地獄」が待っているので、その辺りをお忘れなく!

アジの持ち帰りサイズを考える

アジングを含むルアーフィッシングでは「◯cm以下ならリリースする」というローカルルールが敷かれているケースがありますが、アジに関して言えば、そのようなローカル的ルールを耳にすることが少ないです。例えば、ガシラなどの根魚の場合、無理に乱獲してしまうと一気に個体数減少を引き起こしてしまうことも考えられるため、「小さいサイズはできる限りリリースしよう」と取り組まれていることが多いです。

一方アジは回遊系の魚であり、釣り人が持ち帰る程度の数で個体数が激減すると考え難いため、持ち帰りサイズに関してそれほど厳しい目で考えなくても良いんじゃないかな?というのが、ツリネタ編集部の考え方です。大きなアジであれば刺し身などで食べることができますし、小さいサイズでも唐揚げや天ぷら、南蛮漬けにして美味しく頂くことができるため、アジの持ち帰りサイズは「どう食べるか」を基準に考え、そのサイズに見合わない場合リリースする・・・という考えの元、アジングを楽しむことが一番です。

リリースするときは、魚に与えたダメージを考慮しよう

とは言っても、頻繁にアジングに言っていると「アジの味に飽きた」「毎晩のようにアジを食べている」「もう持って帰ってこないで!と嫁に怒られる」など、様々な弊害を引き起こします。かく言う著者も週2〜5ペースでアジングに出かける狂乱アジンガーのため、毎回アジを持って帰ることは避けてはいるのですが、あまりにもアジにダメージを与えてしまった場合、持ち帰り美味しく頂くようにしています。

その基準(あくまで著者のマイルールです)ですが、「ぱっと見で分かるほどアジにダメージを与えてしまった」「アジの口が切れてしまった」「針を飲み込ませてしまい、内蔵が損傷した」など、海に帰しても到底生き延びることはできないだろうな・・・と感じた時点でリリースすることを諦め、持ち帰り美味しく頂いています。、人間側のエゴだ・・・と言えばそれまでですが、釣りという趣味を楽しむ以上、一定の自分ルールを設け無駄な殺生は避けるべきだと言えるため、そのような認識の元、アジングを楽しむことができれば最高ですね。

水汲みバッカン+ブクブクで活かしておき、最後に選別するのもあり

第一投目からアジが釣れ「今日は行ける」とクーラーボックスにアジを入れるも、その後が続かず結局一匹のアジしか釣れなかった・・・・アジングあるあるですが、このように一匹のアジを持ち帰らなければならない状況下を避けるため、一定時間アジを活かしておき、持ち帰るかリリースするかの判断は後ほど決めることにしておくことで、無駄なくアジのお持ち帰りをすることができるようになります。

アジは回遊系の魚であり、非常に繊細な魚であるため、雑に活かしておいてもすぐ絶命してしまいます。アジングで釣れたアジを活かしておくには、水汲みバッカンにブクブクを差し込み、また水温変化を大きくしすぎない(頻繁に海水を入れ替えるなど)ことが大事な要素となるため、リリースせずに活かしてキープしておく場合「水汲みバッカン」「ブクブク」の2セットを、忘れず持っていくようにしておきましょう。

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