アジングで「グロー」はどのような場面で効果的?夜光なワームを用いアピール抜群な誘いを掛けよう!

今回は、アジングワームカラーの中から「グロー」にスポットライトを当て、まとめていきたいと思います。アジングにおいてグローカラーが有効的となる状況下はどのような場面なのか?アジングにグローカラーは必要なのか?その辺りについて、ツリネタ編集部の見解をまとめていきます。

グローカラーのワームは水中でのアピール力満点!とにかく目立たしたいときはグローを活用しよう!

グローカラーとは「夜光カラー」のことであり、簡単に言うと光を蓄光し、発光してくれるワームカラーとなります。グリーンに発光するタイプのものが多いですが、メーカーによってはブルーに発光するもの、レッドに発光するもの、グローの発光具合を調整しているものなど、バラエティに富んだグローカラーがラインナップされている場合もあります。

グローカラーは言わずとも「光って目立つカラー」となるため、水中で抜群なアピール力を誇りアジを集魚することができます。真っ暗な水中の中、グリーンに光っているものがあれば人間だって気を向けるはず。魚だって同じで、目立つものに対し好反応を見せることは生物として当然の行動であるため、【とにかく水中で目立たし、アジにアピールしたい】というときは、グローカラーを投入しちゃいましょう。

濁りが入っている状況下、水深の深い場所でグローカラーのワームは有効的

アジングにおいてグローカラーのワームは「水中で目立たせたい状況下」で使うことが主となりますが、海に濁りが入っている状況下など、視認性が悪い場面で活用することでその威力を発揮することもあります。単純に考えて、濁りのある中でクリア系のカラー、ラメ系のカラーは目立たない・・・というよりアジから見えないことがほとんどでしょうから、少しでも目立つグローカラーに軍配が上がることは当然です。

もちろん、アジは側線で獲物を位置を捉える傾向にあるため、目立たせるだけが全てではありませんが、目で見て目立たせたほうがアジにワームを見つけてもらえる確率が飛躍的に上がることは間違いのない事実のため、その辺りを考慮しつつ、グローカラーを入れるワームカラーローテーションを組むことが一番です。

 

また、光量が少なくなる水深が深い場所でアジングを楽しむときもグローカラーが有効的であることが多いです。詰まるところ「他のワームカラーではアピールが足りない」と感じるような状況下では、とりあえずグローを投入しておこう・・・そんな感じでオッケーです

アジングでグローカラーを使うデメリットは「スレが進む」「サバが釣れすぎてしまう」こと

水中で目立つグローカラーはアジングにおいて強力な武器と成り得ますが、その反面ちょっとしたデメリットがあります。一つ目が「スレが進む」ことで、つまりグローが目立ちすぎることにより、アジに警戒心を与え釣れなくなってしまう・・・ということ。実際、同じ場所でグローカラーを投げ続けると、目に見えて反応が悪くなることがよくあります。スレを避けたいのであれば、グローカラーは避けたほうがいい・・・とも言えますね。

もう一つが「サバが釣れやすくなってしまう」こと。もちろん、サバはライトゲームの好敵手であることは間違いないですが・・・アジングでの本命はアジですし、サバは独特なバイブレーションな動きでワームをボロボロに引き千切る傾向にあるため、「サバは避けたい」そう思う人は多いんじゃないかな?とは思います。また、グローにはフグも反応しやすいですね。フグに関してはワームを噛み千切られることになるため、フグの多いエリアでグローカラーは使わないほうがいいでしょう。

蓄光させるライトを持っておくと超便利

グローカラーは蓄光させることにより発光してくれるため、常に蓄光させておかなければいけません。逆に言うと、蓄光させずに使うことで別のカラーとして活用することができるため、なんとも一石二鳥的なワームカラーとも言えますね。そのため、アジングでグローカラーを使うときは蓄光させるためのライトや蓄光器が必要となってきます。

ヘッドライトなどでもオッケーですが、水面に光が当たることを嫌がる人がいますし、マナーとしてもマイナスに取られてしまうことが多くなるため、専用の蓄光器がおすすめ。紫外線ライトが蓄光させることができるため、マナーを守りつつ、ワームを発光させることができます。

 

ちなみに、言わずとも「ワームは夜光タイプ」のものを揃える必要性があるため、ご注意を。(グローには全面が光るタイプ、ドット状に発光するタイプ、一部分だけ発光するタイプの3種類があります)

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