シーバスの【アタリ】と【合わせ】まとめ!確実なフッキングで確実にキャッチしよう!

今回は、シーバスの「アタリ」と「合わせ」についてのまとめです。シーバスからのアタリはどのようなものがあるのか?シーバスのアタリに対し、どのような合わせを入れるといいのか?その辺りについて考えていきたいと思います。

シーバスからのアタリは明確なものが多い

シーバスは大きな個体になると80cmを超えてくる大きな魚であり、神経質な性格にも関わらず本心は獰猛な魚のため、出るアタリは「明確」であることが多いです。つまり、細かいアタリを繊細に取っていくような釣りではなく、如何に勢いよくルアーに口を使わせるかが上手くフッキングできるかどうかの境目となるため、シーバス釣りに関してはアタリに対しそれほど敏感にならなくてもオッケーです。ルアーを巻いていれば、回していたハンドルが止まるほどの勢いでガツン!とヒットすることが多いです。

コツンというアタリは無視でオッケー

シーバスの活性が低いときや、バチ抜けパターンのときなど、シーバスのやる気がそれほどないときは「コツン」と小さなアタリが連発することが多いです。この小さなアタリに対しバシッと合わせを入れ「乗らなかった・・・」と落ち込んでいる人をよく見かけますが、このようなコツンという小さなアタリは【乗らないアタリ】であり、いくら合わせを入れたところで針掛かりするようなアタリではないため、合わせを入れることすら不毛な行為だという認識でオッケーです。

つまり、小さなアタリは合わせを入れても乗せることができる可能性が低くなってしまうため、合わせを入れず、その後の大きなバイトに期待した上で巻き続ける・・・ということが大事な要素となります。無駄な合わせはシーバスの警戒心を煽り、せっかく食い気立っていたシーバスを遠ざけてしまう要因となってしまうため、注意しておきたいところです。

ガツン!というアタリはシーバスの重みを感じてから合わせる

前項でまとめたように、シーバスからのアタリはガツンと明確なものが多いです。つまり、シーバスがルアーをひったくり、自らの力で針掛かりしてくれることになるため、釣り人が合わせをいれずとも、ある程度の針掛かりはオートで行ってもらうことができるのです。しかし、だからと言って合わせを入れずにいるとスッポ抜けやエラ洗いによるバラシが多くなってしまうため、完全なる向こう合わせではなく、追ってしっかりとした合わせを入れてやることが大事な要素となります。

具体的に言うと、シーバスからのガツンというアタリがあってすぐに合わせを入れるのではなく、ズシンと魚の重みが乗ってから、バシッと一発二発の合わせを入れてやることで、よりバレにくいやり取りを行うことが可能です。

向こう合わせの巻き合わせでもオッケーな例

伸びのあるライン(ナイロンライン、フロロカーボンライン)をメインラインとして使っている場合や、より沖でシーバスがヒットしたときなど、バシッと明確な合わせを入れずとも、向こう合わせ的な要素でしっかりとフッキングさせるほうが良いケースもあります。伸びがあるラインの場合、(特に沖にルアーがある場合は)合わせに対しラインが伸びてしまい、ほとんど力が伝わっていない・・・ということが有り得てしまうのです。

そのため、ロッドを煽りバシッと合わせを入れるのではなく、巻きによる所謂「巻き合わせ」によって、合わせを入れることも考慮しておきましょう。巻き合わせとは、ハンドルを速めに回し負荷を掛けることでより強くフッキングさせる方法です。

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何事にも「ラインのたるみ」は厳禁

風の強い日や、ドリフトやリフト&フォールでのシーバス釣りを楽しむ場合、ラインのたるみが出てしまいやすいです。ラインのたるみがあると、どれだけ強い合わせを入れてもルアーに力が加わらなくなってしまい、結果として「上手くフッキングさせることができない」ということに繋がります。また、ラインのたるみがあると感度が落ち、あらゆる情報を見逃してしまうことにも繋がるため、何にしてもラインのたるみは釣果を落としてしまうことになる要因となってしまうことでしょう。

ラインがダルンダルンにたるんでしまうときは、ルアーの重さを変えたり、風向きが違う場所へ移動したり、巻きの釣りに変更したり・・・と、とにかくラインのたるみをどうにかすることを考え、より正確性のある釣りを意識することでより多くのシーバスをゲットできることは間違いありません。

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