マゴチと言えばワームで狙うイメージが強いが、実はメタルジグでのマゴチゲームも面白いしよく釣れる。そこで今回は、マゴチをメタルジグで狙うときの釣り方や基本をまとめていきます。メタルジグにてマゴチを釣るときの誘い方、ジグアクション、使うメタルジグの種類やカラーなど、マゴチメタルジグゲームの基本をドドンと詰め込み
マゴチ狙いでのメタルジグ選びまとめ
まず、マゴチに最適なメタルジグの選び方を知っておきましょう。そもそもマゴチは獰猛な魚であり、クイックアクションを得意とするメタルジグに対し好反応を見せることが多いです。
しかし、マゴチに最適なメタルジグを選ぶには
- メタルジグのカラー
- メタルジグの重さ
- メタルジグを使う理由
この3つを知ることで初めて最適化されるため、マゴチ狙いでメタルジグを使うための基本を洗い出していきましょう。では、一つずつ簡潔に掘り下げていきます
メタルジグのカラーは何色がおすすめ?
まず、マゴチ狙いにおいてメタルジグのカラーは釣果を分ける大事な要素となるのか?という点ですが、カラーによって釣果に差が付くことがあるため、確実にメタルジグのカラー選びに対し気を使っておく必要がある・・・と言えるでしょう。ただし、このカラーがマゴチに絶対的に効く!というマジカルカラーは存在しておらず、あくまでその日の状況に対しメタルジグのカラーを合わせていくことが大事
例えば、水深のある場所や濁りのある日ではグロー系カラーが最適であることが多いですし、ドピーカンで良い天気の日は太陽光をフラッシングできるカラーが効くことが多いです(イワシカラーなど、キラキラしたメタルジグのカラー)
つまり、マゴチ狙いでのメタルジグカラーは
- グロー系カラー
- ケイムラ系カラー
- イワシ系カラー
この3つを軸に、自分が好きな色を6色ほど用意しておくことがおすすめ
メタルジグの重さは10g〜30gほど
マゴチ狙いで使うメタルジグの重さは、その場の水深や必要な飛距離、水深によって異なりますが、多くの場合10g〜30gがスタンダートです。例えばこじんまりとした河口でマゴチを狙うときは10gもあれば十分ですし、広大なサーフでマゴチを狙うときは30gほどの重さが最適でしょう
そもそもマゴチはボトムを確実に狙うことが釣果を伸ばす鍵であり、ボトムを取らないとまず釣れません。そのため、メタルジグの重さを決めるときは「確実にボトムが取れる最適解の重さ」を目指しましょう
合わせて読みたいメタルジグの重さを決めるときの基準まとめ!重さは釣果に直結する大事な要素 | メタルジグの着底を確実に取る方法まとめ |
ワームではなくメタルジグを使う理由
マゴチはワームで狙うイメージが強い魚ですし、実際にワームでの釣果は素晴らしいものがあります。しかし、マゴチ狙いにてワームではなくメタルジグを活用する状況は必ずあり、以下のような状況でこそメタルジグを活用していきたいところです
- 飛距離が必要
- 手返しの良さが欲しい
- 派手なアクションが必要
この3つマゴチ釣果を最適化するための必要な要素となる場合、メタルジグにてマゴチを狙っていきましょう
飛距離が必要
マゴチは砂地のボトムに生息している魚であり、つまりサーフなどをメインに楽しむことになる。河口や漁港などの砂地にも生息しているが、サーフでのマゴチゲームを楽しむ場合、どうしても飛距離が必要な場面が出てきます。例えば、マゴチが好んで付くブレイクが遠かったり、ベイトフィッシュが溜まっている場所が沖であったり
ワームは空気抵抗の関係で飛距離が伸びにくいため、風を切るように飛んでいくメタルジグを活用し、飛距離を伸ばしていきましょう
手返しの良さが欲しい
水深が深い場所や潮流が速い場所では、ボトムを取るのに時間が掛かるケースが多いです。ワームではどうしてもボトム着底までの時間が長く掛かってしまう傾向にあるため、メタルジグの機動性を活かし「手返し良く攻める」ことも引き出しの一つとして用意しておきたい要素となります
多くのルアーの中でメタルジグほど手返しが良いルアーもそうないため、素早くポイントを撃っていきたい場合など、スピード感のあるマゴチゲームを楽しみたいときはメタルジグがおすすめです
派手なアクションが必要
ワームでの釣りは(ワインド釣法を除き)ナチュラルな誘いを得意とする釣りとなります。そのため、マゴチの活性が高いときなどはワームの素朴さが仇となることがあり、このような状況下にて派手なアクションが欲しいときは「メタルジグ」にてマゴチを狙ってみることがおすすめです。メタルジグは「ワンピッチジャーク」など速い動きが得意ですし、瞬発的に口を使わせるリアクションバイトを狙う場合、メタルジグは最適なルアーとなることでしょう
合わせて読みたいメタルジグアクション「ワンピッチジャーク」を知っておこう |
マゴチをメタルジグで狙うときの釣り方・誘い方
マゴチをメタルジグで狙うときの釣り方や誘い方ですが、確実的に「ボトムを狙わないといけない」ということを大前提としなければいけません。マゴチはボトムから離れてまで捕食行動を取らない魚であり、ボトムに落ちてきたもの、ボトムにいるものを積極的に捕食する性質があることから、メタルジグでマゴチを狙うときも【確実にボトムを取る】ことが重要視されるのです
では、メタルジグでマゴチを狙い場合、どのような誘い方をすれば良いのか?
ボトムにいるマゴチを釣るには、このようにメタルジグをただ巻き→フォールを繰り返し、つまり「ボトムを何度も取り直す」ことが釣り方の基本。具体的に準に並べると
- キャストしボトムを取る
- 2〜3回ほど巻く
- テンションフォールで着底
- 再度2〜3回ほど巻く
マゴチをメタルジグで釣る基本な誘い方はこれでオッケー。ただ巻きからのフォール中にアタリが出るため、要集中です。ただ巻きでなく、ワンピッチジャークからのテンションフォールでもOK
メタルジグのズル引きは有効的?
マゴチを狙う術として「ボトムのズル引き」があるが、これをメタルジグでやってのけるのは基本的にNG。もちろん、やれば釣れるだろうが根掛かりが頻発するでしょうし、そもそもズル引きするのであればわざわざメタルジグを使う必要性は全く持ってない。ズル引きはワームの仕事であり、メタルジグの仕事ではないのです。
メタルジグでマゴチを狙うには、前項の誘い方が最も効率よく釣果を伸ばすことができるため、ズル引きではなくフォールを用いた釣りにてマゴチを狙っていきましょう
マゴチにおすすめメタルジグまとめ
最後に、マゴチ狙いに最適なメタルジグをまとめていきます。マゴチ狙いに最適なメタルジグの特徴としては
- 小さめのメタルジグ
- 〜30gまでの重さ
- フォールに特化
ですので、この点を意識しつつマゴチ狙いに適したメタルジグをセレクトしていきましょう
■メジャクラ ジグパラスロー
■ブルーブルー シーライドミニ
■ドリームアップ プチダッカー
■アピア 青龍ハイパー
■ジャクソン ギャロップ