今回は、数あるメタルジグカラーの中から「ケイムラカラー」についてまとめていきたいと思います。そもそもケイムラとは何なのか?ケイムラカラーは青物に対し効果的なのか?という点について究明していきたいと思うので、メタルジグのケイムラカラーに関してハテナを浮かばしていた人は、ぜひ参考にして頂ければと思います。
そもそもメタルジグのケイムラって何?
そもそもメタルジグのカラーラインナップにある「ケイムラ」とはどのような意味なのか?実はケイムラとは「蛍光紫」の略称であり、紫外線を受けることで青紫に発光するカラーのことを「ケイムラカラー」と呼んでいます。光るという意味で似た「グローカラー」は光を蓄光することで発光するのに対し、ケイムラは紫外線を受けることで発光してくれるため、太陽光が当たる時間帯であれば、フルにその性能を発揮してくれるでしょう。
ただし、人間の目では可視化することができず、あくまで水中で紫外線が当たったとき、魚の目から見て「青白く光る」ものと認識しておけばオッケーです。ケイムラを実感したいときは、紫外線ライトを当てることで青白く光るメタルジグを見ることができます。
日中の明るい時間帯に効果あり!
メタルジグのケイムラカラーは太陽光に含まれる紫外線により発光するカラーのため、その効果を発揮できる時間帯は「明るい時間帯」のみとなっています。そもそも、青物狙いでのメタルジグ使用は明るい時間帯がメインとなるため、使う時間帯についてはそう気にしなくても良いでしょう。
ただ、雨の日や曇の日はその効果が半減することも考えられるため、あくまでショアジギングを楽しむ上でのカラーローテーションの一部としてケイムラカラーを取り入れ、上手く活用していく手段が大切です。
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水深の深い場所ほどその効果を発揮!
一般論として、水深が深くなればなるほど太陽光が届かなくなり、水深が200mを超えた段階で(ほとんど)太陽光が届かなくなるようですが、ケイムラは太陽光による紫外線がある場所であれば発光してくれるため、水深が30mや40mなど、(ショアとして考えると)深い場所での使用ほどその効果を発揮してくれます。通常のカラーであれば、水深が深くなり太陽光が少なくなるほど存在感がなくなってしまうため、そのような意味でケイムラカラーのメタルジグは、大きな武器となるでしょう。
また、水深が深い場所ではケイムラではなく「グローカラー」のほうが有効的となるケースも多いため、ケイムラ、グローと使い分け、反応の良いカラーをセレクトすることも、釣果を伸ばす鍵となります。
まずめの時間帯にも効果あり!
光量の少なくなる「まずめ」の時間帯は、青物他、沢山の魚の活性が高くなる釣りのゴールデンタイムと言われる時間帯ではありますが、光量が少なく、魚からの視認性が悪くなるまずめの時間帯もまた、ケイムラカラーの本領を発揮できる時間帯となっています。
まずめと言えば「ゴールド系カラー」のメタルジグを使うことが定石とされていますが、ケイムラも同レベル、もしくはそれ以上の効果を発揮してくれることがあるため、ぜひまずめの時間帯に使ってみて下さい。
■おすすめケイムラカラーのメタルジグ
夜はほとんどケイムラ効果を発揮できない
ご存知の通りケイムラは「紫外線により発光する」ため、太陽光のない時間帯にその効果を発揮することはできません。つまり、太陽光のない夜の時間帯はケイムラの意味をなさないと言えるため、メタルジグの夜間使用で発光を期待するなら、迷うことなく「グロー系カラー」を使うべきです。
稀に常夜灯による紫外線によりケイムラの効果が・・・という記述を見かけますが、常夜灯に含まれている紫外線などほんの微量程度でしかないため、ケイムラ効果をフルに発揮することができないため、グローではなく、敢えてケイムラを使う必要性はないんじゃないかな?というのが本音ですね。また、ケイムラを発揮できないだけで、夜には「通常カラー」として活用することもできるため、昼はケイムラカラー、夜は通常カラーとして、ケイムラメタルジグを活用することをおすすめします。