チヌは比較的寒さに弱い魚であり、比較的暑さに強い魚です。そのため、水温が下がる時期は釣果が落ち、水温が安定して高くなる時期はチヌがよく釣れると言えるのだが、ではチニングにおいて適正な水温、つまり「チヌの適水温」は何度なのか？という点について、考究していきます。魚は水温変化に敏感な魚であり、それはチヌも例外ではありません
そのため、釣行時の水温を知り、チニングに適した水温が安定している場所へ釣行することが釣果を伸ばす鍵だとも言えるため、チヌが釣れやすい適水温を知り、自分の釣りへ活かしていくことをおすすめします
チヌの適水温は15度〜23度ほど。春〜秋の季節がおすすめ
実はチヌ、非常に水温に対する適合性が強い魚であり、5度〜30度ほどの範囲で生息可能な魚となっています。また、その多くが水深50m以内の場所に生息しており、適水温の時期になると水深が50cmほどの場所であっても釣りが成立するため、私たち釣り人にとって非常に身近な魚であり、人と釣りと歴史の中でも最も親しみ続けられているポピュラーな魚だと言えるでしょう
しかし、幾ら適合する水温が高いとは言え、やはり適水温が存在します。チヌが活発に餌を捕食する水温は15度〜23度前後となっており、地域によって水温の差は出るでしょうが、大まかに春〜秋の季節がチヌの適水温に該当するでしょう。
そのため、チヌの適水温に合わせてチニングを楽しむのであれば、春が最も適した時期となり、夏はそこそこ、秋は水温が下がり切るまではハイシーズン、その言えるでしょう。春、夏、秋、冬、季節別の考え方、釣り方について別ページでまとめてあるため、そちらも合わせてどうぞ
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そのタイミングに適した水深を選ぶなど、水温変化を考慮しよう
チニングに適した水温は15度〜23度前後ですが、これはあくまで目安であり、そのときに応じた場所選びが釣果を伸ばす最良の選択肢となります。極端に言うと、チヌの適水温を合っていない場所を選んでしまうと驚くほど釣果を得られなくなることもあるため、その点を意識した水温に関する認識、場所選びに関する認識を整えてみることをおすすめします
例えば春の季節になると、冬は深場に落ちていたチヌが徐々に浅瀬へ近づいてきます。そのため、春の始まりはそこそこ水深がある場所を選び、浅瀬の低水温の場所を外す、といった考え方ができますし、逆に水温が上がり安定してくると河川や運河など、水深が1mほどの場所を選ぶといった考え方ができます。特に水温が安定してくると、深場より浅場がチニングに適している水温になりやすいため、その場所の水温を意識しながらチニングを楽しむ場所をセレクトしていきましょう
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雨の日、風が強い日は水温変化が激しい
海の海水温はその日の出来事によって左右されることがあります。つまり、雨や風によって水温が変化することがあり、この水温変化により釣果が左右されることがあるため、その点を意識した場所選びも大事な要素となります。特に水深が浅いシャローエリアでは雨や風による水温変化を受けやすいため注意が必要
例えば、水温が上がりきっている夏の季節であれば、風や雨による水温低下は釣果に好影響を与えるでしょう。暑さでへばっているチヌの活性が高くなり、結果として良釣果となりやすいです。反対に秋や冬になると、雨や風の影響で急激な水温変化が起こってしまい、こうなるとチヌは中々口を使いません。つまり、雨や風はチニング釣果に即反映する要素となるため、その点を考慮した思考を持ち反映していくことで、チニングにおいてより良い釣果を求めることができるでしょう
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海水温を測るアイテムを導入しよう！
出典：ダイワ
海水温はアプリやWEBにて情報を取得することができるが、あくまで広範囲のざっくりとした水温しか得られず、その情報を釣りに反映すると痛い目を見ることがよくある。月並みの言葉で言うと、事件は現場で起きている・・・のです。つまり、その場所によって水温にバラツキがある
そのため、よりストイックにチニング釣果を求めるのであれば、ダイワ 水温チェッカーのような非接触式で便利な水温計を持っておくと便利です。ワンプッシュでその場の水温をチェックできるため、ちょっとした水温変化をチニングに反映したい人にとっては必須アイテムだと言えますね
