釣りは一人でも楽しめる釣りであり、釣り場を見るとお一人様釣行を楽しんでいる人はとても多い。著者もその一人であり、年間釣行回数の半分以上は単独釣行にて釣りを楽しんでいます。しかし、ときに単独釣行よりも「釣り友達がいたほうが楽しい」「釣り仲間とワイワイ楽しく釣りをする」ことも楽しくあり、一人での釣り、複数人の釣りを上手く切り替え、釣り人生を楽しむようにしているのです
中には「釣り友達がいない」「釣り仲間の作り方が分からない」という人も多いとは思うが、意外や意外、釣り友達を作るのはそう難しいことではない。今回は、釣り友達の作り方をまとめますので、釣り友達が欲しい・・・そんな人はぜひ参考にして頂ければと思います
自然と釣り場で仲良くなることが多い
間違いなく釣り友達を作るに適している場所は「釣り場」です。釣り場では同じジャンルの釣りをしている人を一目で確認することができますし、単独釣行かそうでないかをすぐに判別することができる。案外、釣り仲間を探している人が多いため、釣り談義に花を咲かせることで「では今度一緒に釣りしましょう」となることが多いです。もちろん、ある一定のコミュニティ能力が必要だし、中には気軽に声を掛けられることを嫌がる人もいるため、その辺りの見極めが大事
いきなり「友達になって下さい!」では変な人ですが、相手も気持ちの整理が追いつかないだろうから、徐々に距離を詰めていき仲良くなれそうだと感じた時点で「今度釣りにいきましょう」と誘ってみるのがベスト。他人との距離感を確実に取れ、コミュニティ能力に長けている人は、釣り場での釣り友達探しがおすすめです
SNSのフォロワーさんと釣りに行く
釣り友達を作るために最適なツールと言えば、やはりSNSです。インスタグラム、ツイッターフェイスブックなど、フォロワーさんと実際に会い、釣りを楽しむというケースが急増中な模様。実際著者もSNSで知り合った人たちと釣りに出掛けたこともありますし、もちろん複数回に渡り釣行を共にする仲間となった人もいるため、この機会にSNSを始め、釣り友達を作る流れを構築しておいてはどうでしょうか?
釣りチームに加入する
世の中には大学サークルのイメージで「釣りチーム」を組み釣りを楽しんでいる人たちがいます。所謂社会人サークル的なチームがほとんどで、20代〜60代まで幅広い年齢層の方が在籍されている釣りチームも知っています
釣りチームに加入すると、当然チームでの釣行が多くなるため自然と釣り友達もできます。チームの目標として大会で優勝する、○○cmの魚を釣る、10目釣りをする・・・など、チームの目標に沿って釣りを楽しむことができるため、本格的な釣り仲間を増やしたい人は「釣りの社会人チームに所属する」こともありかと
イベントや大会などに参加
釣りのハイシーズンになると、釣具店主催、個人主催、メーカー主催など、数多くの大会やイベントが開催されています。大会やイベントに参加する釣り人は所謂「ガチ勢」であることが多く、大会やイベントに参加することで顔見知りが増え、結果として釣り友達を作ることも可能です。特に、その大会において優勝でもしようものなら、注目を浴び一気にその地域の有名人になる・・・ってことも
釣り大会は釣りの腕を高める良い機会にもなるため、釣り仲間が欲しい・・・そんな人ほど一度参加してみることをおすすめします
釣り好きを増やす
学生時代からの友達や、地元の友達はいるが「釣り友達がいない・・・」そんな人は、知人を釣りの世界へ巻き込むことも釣り友達を増やす一つの手。釣りってイメージ的におっさん臭いイメージや汚れるイメージが先行し、何となくのイメージで避けてきている人も多く、その人たちにしっかり釣りの魅力を伝えることができれば、きっと長きに渡る釣り友達となることでしょう
良いことだけじゃない?釣り友達が増えて嫌なこと
同じ趣味を持った仲間を作ることで人生が豊かになる・・・そう考えている人も多いでしょうが、実は釣り友達を作ることで嫌な思いをすることも多いですし、気が合わず喧嘩になってしまうこともしばしば。相性悪くツマラナイ人と釣りするほど苦痛なこともないし、それほど無駄な時間はない訳ですが、なぜぜっかく釣り友達となった人に対し嫌な感情を抱くようになるのでしょうか?
2つの理由があるため、ここで紹介します
釣り仲間がウザく感じる
釣り人の中には、なんとなくウザく感じてしまう人が一定数存在します。自分が使っている道具よりも低いグレードを使っている人を下に見て見下したり、自分よりも人が釣れているのが気に入らなかったり、自分が釣れていない状況はだんまりなのに、自分だけ釣れている状況ではハイテンションになったり
人によってウザいと感じる要素はそれぞれでしょうが、相性が合わない人と釣りをしているとフラストレーションが溜まるばかりで、せっかくの楽しい釣りが台無しとなってしまうことも。このような人と長く付き合いをしてもお互い良いことはないですし、早々に見切りを付け、関係性を薄めていくことをおすすめします
自分のペースで釣りができない
単独釣行をメインとしていた人が陥りやすいですが、複数人での釣行では自分のペースで釣りを楽しめないことが多いです。例えば用意にもたつく人がいれば釣りをする時間が短くなりますし、疲れてすぐに帰ろうと言い出す人もいれば、反対に釣れるまでは絶対に帰らない!と意地を張る人など、自分とは違う価値観を持った人と釣りを楽しむのは、正直疲れます
複数人での釣行は釣りがメインではなく、みんなでワイワイ楽しめるもの、その割り切れる人ならまだしも、自分のペースでストレスなく釣りを楽しみたい・・・そんな人は、釣り友達など作らず単独釣行で我道をいくことがおすすめですね